与謝野晶子(よさのあきこ。1878-1942)氏による現代語訳『源氏物語』。7月は、
第13帖「明石(あかし)」〈https://amzn.to/41DoJQj〉
第14帖「澪標(みおつくし)」〈https://amzn.to/4mm7YSg〉
第15帖「蓬生(よもぎう)」〈https://amzn.to/45xZgZQ〉
第16帖「関屋(せきや)」〈https://amzn.to/4lpPQp5〉
の4帖を読みました。須磨・明石での苦難を乗り越えた、その後の顛末について描かれた数帖。ここまででもう十分お腹いっぱいな気分です。この先どんな展開だったのか、あまり覚えていない。紫式部の筆の冴えを信じて、新しい気持ちで続きを読んでいきましょう。
与謝野『源氏』は、全帖「青空文庫」で読めます。青空文庫版の底本は『全訳源氏物語 上巻』(角川文庫、1971年8月、改版初版発行)の第56版(1994年12月発行)が用いられています。もともとは上田英代(うえだひでよ)氏が、古典総合研究所のHP上(http://www.genji.co.jp)に入力公開されていたものを、青空文庫形式に編集しなおしたものです。
校正には第71版(2002年4月発行)が使用され、
第13帖「明石」は、
鈴木厚司氏が校正を担当し、
2003年7月に青空文庫ファイルを作成。
第14帖「澪標」は、
伊藤時也氏が校正を担当し、
2003年4月に青空文庫ファイルを作成。
第15帖「蓬生」は、
伊藤時也氏が校正を担当し、
2003年5月に青空文庫ファイルを作成。
第15帖「蓬生」は、
kumi氏が校正を担当し、
2003年5月に青空文庫ファイルを作成。
と、各巻末に明記されていました。