羽田正(はねだまさし。東京大学名誉教授)氏の監修による角川まんが学習シリーズ『世界の歴史19 冷戦の終結と民主化運動●一九八〇~一九九〇年』(KADOKAWA、2021年2月◇223頁)を読みました。今月は大学と高校の入学試験、中学と高校の学年末試験が続いていたため、読書する時間はほとんど取れませんでしたが、何とか1冊読み終わりました。自分が生きてきた時代なのでいろいろ知っている気でいましたが、読めば初めて知ることもたくさん。良い勉強になりました。
羽田正(はねだまさし)監修
角川まんが学習シリーズ
『世界の歴史19 冷戦の終結と民主化運動●一九八〇~一九九〇年』
(KADOKAWA、2021年2月◇223頁)
第1章 米ソ中心の世界秩序の崩壊
・軍縮と緊張緩和(デタント)
・レーガノミクスとアメリカ経済
・ゴルバチョフとペレストロイカ
・東欧革命とソ連の解体
第2章 日米貿易摩擦とヨーロッパ経済
・ジャパン=バッシング
・プラザ合意と日本のバブル景気
・イギリス病とサッチャー首相
・日本のバブル崩壊と経済低迷
第3章 アジアで高まる民主化運動
・朴政権と韓国経済の発展
・アジア諸国の開発独裁
・天安門事件
・東アジアの経済成長と通貨危機
第4章 統合に向かうヨーロッパ
・シューマン=プラン
・ECの発足とEUへの進化
・イギリスのEC加盟
・ヨーロッパの経済停滞と地域統合
〔プロット執筆・監修〕
第1章 内田力(うちだちから。東京大学東洋文化研究所特任研究員)
第2章 内田力(うちだちから。東京大学東洋文化研究所特任研究員)
第3章 内田力(うちだちから。東京大学東洋文化研究所特任研究員)
第4章 内田力(うちだちから。東京大学東洋文化研究所特任研究員)
〔カバー・表紙〕近藤勝也(こんどうかつや。スタジオジブリ)
〔まんが作画〕すずき孔(すずきこう)
〔シナリオ〕青木健生(あおきたけお)