2019年4月21日日曜日

【203冊目】Cecil Scott Forester, Mr Midshipman Hornbliwer (Oxford Bookworms Stage 4)

やさしい英語の本、通算203冊目は、
再びオックスフォード・ブックワームズの
レベル4(1,400語レベル)の16冊目として、

イギリスの小説家
セシル・スコット・フォレスター
(Cecil Scott Forester,  1899年8月27日-1966年4月2日)
の小説『海軍士官候補生 Mr Midshipman Hornblower を読みました。

著者50歳の時(1950年6月)に出版された小説です


Cecil Scott Forester
Mr Midshipman Hornblower

Retold by Rosemary Border
〔Oxford Bookworms Stage 4〕
This simplified edition (c) Oxford University Press 2008
First published in Oxford Bookworms 1991
14,700語

インターネット上で、
オックスフォード・ブックワームズの目録を眺めていた時に、
ふと目に留まった1冊が、
イギリスで有名な海洋冒険小説
「ホーンブロワー・シリーズ」(全12冊)の第1冊目
『海軍士官候補生 ホーンブロワー』でした。

調べてみると、
高橋泰邦(たかはしやすくに)氏による
シリーズ全体の翻訳も刊行されていることを知り、
読んでみることにしました。


高橋泰邦(たかはしやすくに)訳
『海軍士官候補生』
(ハヤカワ文庫〔海の男 ホーンブロワーシリーズ1〕1973年2月◇431頁)
 ※2010年6月25刷。巻末に「平成16年1月」付の追記あり。「新組みのゲラの訳者校訂をしながら」とあるので、2004年(平成16年)に改版が行われたことがわかる。


実際読んでみると、
1800年前後のイギリス海軍で使われていた専門用語が難しく、
高橋泰邦訳をたびたび参照する必要がありました。

内容自体は、数々の困難を乗り越えながら、
努力と根性で立身出世していく海の男の冒険の物語で、

この分野にさほど興味のない私が読んでも、
それなりに共感を抱きながら読み進めることができました。

スティーヴンソンの『宝島』が好きな方なら、
手に汗握りながら楽しめる内容だと思います。

なおこの小説は、
1998年から英国でドラマ化され
 (第1部4作、第2部2作、第3部2作の全8作。
  それぞれ原作の第1巻、第2巻、第3巻に相当する。)
日本でも NHK BS2 で放送されました。
 (2002年10月に第1部4作、
  2003年7月に第1~3部の8作、
  2005年1月に第1~3部の8作を放送。)

このドラマが好評を得たことから、
上記 ハヤカワ文庫の改版が行われたようです。

さらにインターネット上には、
「原作/順風満帆 ホーンブロワー・ファンサイト」
〔 http://www.interq.or.jp/venus/blanca/blue/hornblower/index.html〕
というホームページも開設されています。

「英国TVドラマ『ホーンブロワー』のサイト」ですが、
かなり詳しく、英文を読むのに有用な情報も盛り込まれているので、
こちらを参照していただくと、
物語の概要をつかみやすいと思います。

 ※英国TVドラマについての情報は、
  主にこのホームページの情報を参照しました。


  ***

もう一点、
ホーンブロワー・シリーズを内容ごとに年代順に並べると、
第1巻はこの『海軍士官候補生』になるのですが、
もとからこの順番で刊行された訳ではありません。

刊行順の第1冊目は、
著者37歳の時(1937年2月)に刊行された
『パナマの死闘 The Happy Returnでした。

『海軍士官候補生』はそれから13年後、
著者50歳の時(1950年6月)に刊行されたので、
刊行順ではもっと後の第6冊目に当たります。


高橋泰邦(たかはしやすくに)訳
『パナマの死闘』
(ハヤカワ文庫〔海の男 ホーンブロワーシリーズ5〕1974年11月◇387頁)


※第203冊目。総計2,168,105語。


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