久松文雄(ひさまつふみお。1943-2021)著『まんがで読む 古事記』第5巻(青林堂)を読みました。同巻の奥付には「平成23年(2011)4月22日」の刊行とありますが、全7巻の奥付をみると、
第1巻(青林堂、2009年8月)
第2巻(青林堂、2010年4月)
第3巻(青林堂、2011年4月)
第4巻(青林堂、2012年7月)
第5巻(青林堂、2011年4月)
第6巻(青林堂、2014年8月)
第7巻(青林堂、2019年2月)
とあって、第5巻のみ、第4巻より前、第3巻と同時に刊行されていました。しかし同じ著者なのに、わざわざ順番を前後させて刊行する理由もなく、第5巻の奥付が誤っている可能性を疑い、国立国会図書館やAmazonの検索データをみると「2014年1月」刊行となっていました。ほかの資料も参照する必要がありますが、とりあえず第5巻の奥付にはミスがあり、実際は「2014年1月」の刊行だったと推測しておきます。
第4巻では、⑫景行天皇(けいこうてんのう)の時代の続きとして倭健命(やまとたけるのみこと)の後半生が語られたのち、⑬成務天皇(せいむてんのう)、⑭仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)と神功皇后(じんぐうこうごう)、⑮応神天皇(おうじんてんのう)と続き、最後に⑯仁徳天皇(にんとくてんのう)の半生が語られています。
久松文雄(ひさまつふみお)著
『まんがで読む 古事記5』
(青林堂、2014年1月◇212頁)
第 三十 章 東方十二ヵ国平定への道
第三十一章 大和の国はまほろば
第三十二章 神功皇后(じんぐうこうごう)の新羅(しらぎ)遠征
第三十三章 応神天皇(おうじんてんのう)と三人の皇子たち
第三十四章 大山守命(おおやまもりのみこと)の謀反
第三十五章 仁徳天皇(にんとくてんのう)
第三十六章 天之日矛(あめのひぼこ)
第三十七章 秋山之下氷壮夫(あきやまのしたびおとこ)と春山之霞壮夫(はるやまのかずみおとこ)
このあたりからは次第に知った話が多くなって来ますが、学校の教科書ではほぼ見た記憶がないので、興味深い気持ちで読み進めることができました。
0 件のコメント:
コメントを投稿