2022年5月10日火曜日
研究報告
2022年5月9日月曜日
【読了】小沢章友作『三国志1-7』(講談社青い鳥文庫、2008-10年)
第7巻の前半まで読み終えたところで忙しくなり、一ヶ月ほど放置していましたが、ゴールデンウィーク中に残りを読み終えました。7巻ありますが、どれも150頁くらいで手短にまとめてあるので、すいすい読み進めることができました。記述があっさりしていて多少物足りなく感じるところもありましたが、ストーリーだけ追っても十分に濃い内容なので、全体の流れを知る良いきっかけになりました。
小沢章友(おざわあきとも)作/山田章博(やまだあきひろ)絵
『三国志1―飛龍の巻』(講談社青い鳥文庫、2008年12月◇156頁)
小沢章友(おざわあきとも)作/山田章博(やまだあきひろ)絵
『三国志2―風雲の巻』(講談社青い鳥文庫、2009年2月◇157頁)
小沢章友(おざわあきとも)作/山田章博(やまだあきひろ)絵
『三国志3―激闘の巻』(講談社青い鳥文庫、2009年4月◇157頁)
小沢章友(おざわあきとも)作/山田章博(やまだあきひろ)絵
『三国志4―火炎の巻』(講談社青い鳥文庫、2009年7月◇164頁)
小沢章友(おざわあきとも)作/山田章博(やまだあきひろ)絵
『三国志5―大願の巻』(講談社青い鳥文庫、2009年9月◇157頁)
小沢章友(おざわあきとも)作/山田章博(やまだあきひろ)絵
『三国志6―流星の巻』(講談社青い鳥文庫、2009年12月◇157頁)
小沢章友(おざわあきとも)作/山田章博(やまだあきひろ)絵
『三国志7―死生の巻』(講談社青い鳥文庫、2010年2月◇165頁)
惜しむらくは場面ごとの詳しい地図を欠いていることでしょうか。ただほかの児童向け『三国志』も似たようなものなので、地図つきのわかりやすい解説本を別に探したほうが良いかもしれないと思い、いろいろ手に取っているところです。
2022年4月1日金曜日
児童版『三国志』いろいろ
ハリー・ポッターの続きを読むはずが、ふと『三国志』を読んでみたくなりました。といっても、羅漢中(らかんちゅう。14世紀中頃、元末期-明初頭を代表する作家)の歴史小説『三国志演義』を日本語でさらに噛み砕いたものになりますが、個人的に親しんだ吉川英治(よしかわえいじ)氏の小説と、横山光輝(よこやまみつてる)氏の漫画以外に、最近の児童向けに書き下ろされた版にはどのようなのがあるのか興味がわいてきました。
ざっと調べてみると、ほどほどの冊数で刊行されているものとして次の3種が見つかりました。
①ポプラポケット文庫(全5冊、2015年1月)
三田村信行(みたむらのぶゆき)文、若菜等(わかなひとし)+Ki 絵
※もとはポプラ社から単行本で刊行(全5冊、2002年11月~03年4月)
②講談社青い鳥文庫(全7冊、2008年12月~10年2月)
小沢章友(おざわあきとも)作、山田章博(やまだあきひろ)絵
③集英社みらい文庫(全5冊、2011年4月~12年6月)
神楽坂淳(かぐらざかあつし)作、フカキショウコ 絵
読みやすさでは神楽坂淳氏(③)が際立っていますが、すぐに全冊手に入ったのは小沢章友氏(②)のだったので、そちらから読み始めました。②と③は総ルビなので、ひらがなさえ読めれば小学3年生くらいからでも読めそうです。
***
羅漢中の『三国志演義』にできるだけ忠実に、数冊で編訳されているものとして次の2種が見つかりました。
④講談社青い鳥文庫(全1冊、1985年11月)
駒田信二(こまだしんじ)訳/井上洋介(いのうえようすけ)絵
⑤岩波少年文庫(全3冊、2000年11月。1980年10月~11月)
小川環樹(おがわたまき)・武部利男(たけべとしお)編訳
/太田大八(おおただいはち)絵
※旧版は1980年10月~11月。
もう1冊、読みやすさ重視で『三国志』の解説本を探してみると、それこそいくらでも見つかるのでしょうが、基礎的な知識の整理に使えそうな1冊を。
⑥集英社みらい文庫(全1冊、2016年12月)
奥山景布子(おくやまきょうこ)著、RICCA 絵
吉川英治氏も横山光輝氏も、手に取りさえすれば今でも現役の面白さだと思いますが、若い人向けにいろいろな『三国志』があり、それぞれに独特の魅力を放っているのは原作の魅力ゆえでしょう。それぞれ個人的な楽しみとして読み進め、適宜報告していこうと思っております。
2022年2月12日土曜日
【読了】J.K.ローリング著/松岡佑子訳『ハリー・ポッターと賢者の石』(翻訳1999/原作1997)
J.K.ローリング著
松岡佑子(まつおかゆうこ)訳
2022年1月26日水曜日
【読了】はやみねかおる著『都会のトム&ソーヤ(1)』(2003)
昨年の秋に古本屋で、
こうやまのりお著
『ヒット商品研究所へようこそ!
「ガリガリ君」「瞬足」「青い鳥文庫」はこうして作られる』
(講談社、2001年7月)
を手にしました。子供向けにヒット作を飛ばし続ける「青い鳥文庫」シリーズの秘密に迫る、興味深い1冊でした。どちらかとえいば古典的な作品のほうが好きなのですが、今の小中学生の心をしっかりとつかんだ作品群にも目を向けなければと思いました。
こうやま氏は、青い鳥文庫の中から、
石崎洋司(いしざきひろし)氏の『黒魔女さん』シリーズ、
令丈ヒロ子(れいじょう)氏の『若おかみは小学生!』シリーズ
はやみねかおる氏の『名探偵夢水清志郎』シリーズ
松原秀行(まつばらひでゆき)氏の『パスワード』シリーズ
福永令三(ふくながれいぞう)氏の『クレヨン王国』シリーズ
などを紹介していました。こちらも何冊か手に入れたのですが、インターネットでいろいろ探しているうちにふと気になったのが、はやみねかおる氏の『都会のトム&ソーヤ』と呼ばれるシリーズでした。2003年に第1巻が刊行されて以来、2019年に第16巻、2020年に番外編として第16.5巻が刊行されています(未完)。
つい最近(2021年7月)、映画が公開されていたことはまったく知らずに、ただ自分の好きな『トム・ソーヤの冒険』から題名をとっていたことが気になって読んでみることにしました。
はやみねかおる(著)
にしけいこ(表紙・挿絵)
『都会のトム&ソーヤ (1)』
(講談社、2003年10月◇354頁)
内容上、本家の『トム・ソーヤの冒険』を想起させる場面はほとんどなく、男子中学生2人による現代風にアレンジされたほどほどの冒険がわかりやすく展開されていて、楽しいひと時を過ごすことができました。
小中学生のころに出会っていたら、一気に全巻読み進めていたかもしれません。今の私にとっては、すっと読めてしまうところが多少物足りなくもありました。でもまた時間があれば、もう少し読み進めてみたいなと思い、第3巻まで購入しました。続巻を読むことがあれば、また報告します。