先日読んだ横山光輝版『平家物語』に続いて、さいとうたかお版『太平記』を読み進めていきます。活字版なら恐らく数ヶ月かかるところ、1冊数日で読み終わるのはマンガの良いところです。マンガで目からも理解できる分、活字のみよりも頭に残りやすいように思われます。自分にとっては『太平記』のほうが『平家物語』よりも馴染みが薄い作品なのですが、飽きる間もなくまずは1冊読み終えました。
上巻は、
第一章 北条氏討伐計画ノ事
第二章 正中ノ変ノ事
第三章 資朝、俊基ノ斬罪ノ事
第四章 笠置落城ト武将楠ノ事
第五章 先帝ノ遷幸ト妖兆ノ事
第六章 大塔宮ト正成再挙ノ事
第七章 千早城ノ合戦ノ事
第八章 義貞・高氏、謀叛ノ事
第九章 鎌倉幕府滅亡ノ事
第二章 正中ノ変ノ事
第三章 資朝、俊基ノ斬罪ノ事
第四章 笠置落城ト武将楠ノ事
第五章 先帝ノ遷幸ト妖兆ノ事
第六章 大塔宮ト正成再挙ノ事
第七章 千早城ノ合戦ノ事
第八章 義貞・高氏、謀叛ノ事
第九章 鎌倉幕府滅亡ノ事
の九章構成。以前から中公文庫版を持っていましたが、五十過ぎには活字が小く読みづらかったので、初版の単行本を手に入れて読みました。横山版『平家物語』よりも緻密な印象で、初心者にはもってこいの内容でした。
さいとうたかお著
『マンガ日本の古典18 太平記 上』
(中央公論社、1995年6月◇270頁)
さいとうたかお著
『マンガ日本の古典18 太平記 上』
(中公文庫、2000年9月◇272頁)
『マンガ日本の古典18 太平記 上』
(中公文庫、2000年9月◇272頁)
さいとうたかお著
『ワイド版 マンガ日本の古典18 太平記 上』
(中央公論社、2021年3月◇276頁)
『ワイド版 マンガ日本の古典18 太平記 上』
(中央公論社、2021年3月◇276頁)