横山光輝(よこやまみつてる。1934.6~2004.4)著『マンガ日本の古典11 平家物語 中』(中央公論社、1995年9月◇272頁)を読みました。上巻を読んだら止まらなくなり、すぐに中巻まで読み終えました。中巻には
「牒状」 ※巻第四「山門牒状」「南都牒状」
「平等院の合戦」※巻第四「永僉議」「大衆揃」「橋合戦」「宮御最期」
「福原遷都」 ※巻第四「三井寺炎上」、五「都遷」
「水鳥の羽音」 ※巻第五「早馬」「富士川」「五節之沙汰」
「南都炎上」 ※巻第五「都帰」「奈良炎上」、六「新院崩御」
「清盛死去」 ※巻第六「廻文」「飛脚到来」「入道死去」
「倶梨迦羅落し」※巻第六「横田河原合戦」、七「北国下向」「火打合戦」「願書」「倶梨迦羅落」
「平家都落ち」 ※巻第七「主上都落」「福原落」(八「山門御幸」)
の八章が収録されていました。恐らく原典通りの『平家物語』を描こうと思えば、この数倍の分量が必要になるはずなので、どうしても粗筋のみをさっと通り過ぎていく感じになりますが、全体的な流れをとりあえずつかむのには、これくらいが最適のようにも思えます。
中公文庫本も持っていますが、五十過ぎの目には文字が小さかったので、初版の単行本を手に入れて、そちらで読みました。
横山光輝 著
『マンガ日本の古典11 平家物語 中』
(中央公論社、1995年9月◇272頁)
(中央公論社、1995年9月◇272頁)
横山光輝 著
『マンガ日本の古典11 平家物語 中』
(中公文庫、2000年2月◇274頁)
(中公文庫、2000年2月◇274頁)
横山光輝 著
『ワイド版 マンガ日本の古典11 平家物語 中』
(中公文庫、2020年11月◇273頁)
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