さいとうたかお著『マンガ日本の古典20 太平記 下』(中央公論社、1996年5月◇272頁)を読みました。下巻は、
第十八章 叡山攻防戦ノ事
第十九章 義貞ノ北国落チノ事
第二十章 一天両帝、南北京也ノ事
第二十一章 義貞ノ死、先帝崩御ノ事
第二十二章 塩冶判官讒死ノ事
第二十三章 四条縄手ノ合戦ノ事
第二十四章 観応ノ擾乱ノ事
の七章構成。中巻から続く話の複雑さに、まだすっきりわかったとは言いかねる状態ですが、独特の迫力、魅力を感じることはできました。最初のきっかけとしては十分でしょう。少し時間を置いてから再読しようと思います。『平家物語』よりも独特の毒のある作品のように感じたので、時間をかけて近づいた方が良いでしょう。
入門編として気になっているのは、同じくマンガ版の横山まさみち著『太平記(一~六)』(講談社、1990年8月~1991年5月)と、現代語訳による平岩弓枝著『太平記』(講談社〔少年少女古典文学館14〕1994年7月)です。近々手に入れる予定。
さいとうたかお著
『マンガ日本の古典20 太平記 下』
(中央公論社、1996年5月◇272頁)
(中央公論社、1996年5月◇272頁)
さいとうたかお著
『マンガ日本の古典20 太平記 下』
(中公文庫、2000年10月◇272頁)
さいとうたかお著
『ワイド版 マンガ日本の古典20 太平記 下』
(中央公論社、2021年3月◇276頁)
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