2024年10月4日金曜日

【読了】さいとうたかお著『マンガ日本の古典20 太平記 下』(中央公論社、1996年5月)

   さいとうたかお著『マンガ日本の古典20 太平記 下』(中央公論社、1996年5月◇272頁)を読みました。下巻は、

  第十八章 叡山攻防戦ノ事
  第十九章 義貞ノ北国落チノ事
  第二十章 一天両帝、南北京也ノ事
  第二十一章 義貞ノ死、先帝崩御ノ事
  第二十二章 塩冶判官讒死ノ事
  第二十三章 四条縄手ノ合戦ノ事
  第二十四章 観応ノ擾乱ノ事

の七章構成。中巻から続く話の複雑さに、まだすっきりわかったとは言いかねる状態ですが、独特の迫力、魅力を感じることはできました。最初のきっかけとしては十分でしょう。少し時間を置いてから再読しようと思います。『平家物語』よりも独特の毒のある作品のように感じたので、時間をかけて近づいた方が良いでしょう。

 入門編として気になっているのは、同じくマンガ版の横山まさみち著『太平記(一~六)』(講談社、1990年8月~1991年5月)と、現代語訳による平岩弓枝著『太平記』(講談社〔少年少女古典文学館14〕1994年7月)です。近々手に入れる予定。



さいとうたかお著
『マンガ日本の古典20 太平記 下』
(中央公論社、1996年5月◇272頁)



さいとうたかお著
『マンガ日本の古典20 太平記 下
(中公文庫、2000年10月◇272頁)



さいとうたかお著
『ワイド版 マンガ日本の古典20 太平記 下
(中央公論社、2021年3月◇276頁)

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