先週に続いて、さいとうたかお著『マンガ日本の古典19 太平記 中』(中央公論社、1995年11月◇270頁)を読みました。『平家物語』に比べると複雑でわかりにくい印象。とくに話が後半に入ると、話の主役がどこにいて、どちら方についているのか、わけがわからなくなって来ました。ただ元々複雑でわかりにくい時代ではあるので、『太平記』という文学作品を味読するところから、この時代に入っていくのはありかなと思いました。
中巻は、
第十章 帝ノ京還幸ノ事
第十一章 公家一統ノ政道ノ事
第十二章 兵部卿親王ノ流刑ノ事
第十三章 中前代ノ蜂起ノ事
第十四章 新田、足利ノ確執ノ事
第十五章 朝敵征討軍ノ下向ノ事
第十六章 将軍ノ都落ノ事
第十七章 正成兄弟ノ討死ノ事
の八章構成。初版の単行本で読みました。値段さえ気にならなければ、ワイド版が一番読みやすそうです。
さいとうたかお著
『マンガ日本の古典19 太平記 中』
(中央公論社、1995年11月◇270頁)
『マンガ日本の古典19 太平記 中』
(中央公論社、1995年11月◇270頁)
『マンガ日本の古典19 太平記 中』
(中公文庫、2000年10月◇272頁)
(中公文庫、2000年10月◇272頁)
『ワイド版 マンガ日本の古典19 太平記 中』
(中央公論社、2021年3月◇276頁)
(中央公論社、2021年3月◇276頁)
0 件のコメント:
コメントを投稿