2025年5月22日木曜日

【読了】まんがで読破『斜陽』(イースト・プレス、2008年1月)

  これまで読んで来なかった作品を、マンガであらすじだけでも知られるのなら、良い機会だと思い、芥川龍之介を3冊読んで来ました。意外におもしろかったので、続いて太宰治(だざいおさむ。1909年6月~1948年6月)の小説『斜陽(しゃよう)の漫画版を Kindle Unlimited で読んでみました。破滅的な生き方に気後れをして、太宰は「走れメロス」以外ほぼ縁がありません。文章のうまさが際立っていることは気になりつつも、取っ掛かりをつかめぬまま今に至りました。


太宰治 原作
バラエティ・アートワークス 漫画
『まんがで読破 斜陽』
(イースト・プレス、2008年1月)

 ※電子版の巻末に「2021年4月1日 電子書籍版改訂」とあり。

「斜陽(しゃよう)は雑誌『新潮』の1947年7・8・9・10月号に連載された後、同年12月に単行本として新潮社から刊行され、ベストセラーとなりました。マンガでどんどん読み進められるからか、お昼の連続ドラマを見ているような間隔で、興味深く読み進めることができました。原文で改めて読みたいか、と問われれば、それほどの魅力は感じませんが、実際、何度もテレビドラマや映画にリメイクされているようなので、そちらはいずれ観てみたいと思いました。


0 件のコメント:

コメントを投稿