2025年5月20日火曜日

【読了】まんがで読破『羅生門』(イースト・プレス、2007年10月)

   Kindle Unlimited で読める芥川龍之介(あくたがわりゅうのすけ。1892年3月~1927年7月)の漫画版。2冊めは「羅生門(らしょうもん)」「偸盗(ちゅうとう)」「藪の中(やぶのなか)」の3作を収める1冊を読みました。


芥川龍之介 原作
バラエティ・アートワークス 漫画
『まんがで読破 羅生門』
(イースト・プレス、2007年10月)
 ※電子版の巻末に「2021年4月1日 電子書籍版改訂」とあり。

「羅生門(らしょうもん)」は雑誌『帝国文学』の1915年11月号に発表された後、1917年5月に刊行された第1短編集『羅生門』(阿蘭陀書房)に収録されました。「偸盗(ちゅうとう)」は雑誌『中央公論』1917年4・6月号に発表されました。「藪の中(やぶのなか)」は雑誌『新潮』の1922年1月号に発表された後、1923年3月に刊行された短編集『将軍』(新潮社)に収録されました。

「羅生門」はさすがによく出来た作品。その続編ともいえそうな「偸盗」という作品があることは初めて知りました。この2作はぜひ原作で読み返してみたいと思いました。「藪の中」は、代表作の1つと言われているそうですが、多少入り組んだところがあって、原文だとわかりにくそう。とりあえず大体のストーリーが知られて助かりました。



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