2024年11月10日日曜日

【読了】角川まんが学習シリーズ『世界の歴史15 世界恐慌と民族運動』(2021年2月)

  羽田正(はねだまさし。東京大学名誉教授)氏の監修による角川まんが学習シリーズ『世界の歴史15 世界恐慌と民族運動●一九一九~一九三九年』(KADOKAWA、2021年2月◇223頁)を読みました。ほどよい大まかさで、時代の横の流れをつかむのに最適な内容でした。個々の内容はそれほど深く掘り下げていないので、辞書的な使い方には向かないと思いますが、大まかな時代の流れをざっくりつかみたい方には役立ちそう。



羽田正(はねだまさし)監修
角川まんが学習シリーズ
『世界の歴史15 世界恐慌と民族運動●一九一九~一九三九年』
(KADOKAWA、2021年2月◇223頁)

 第1章 パリ講和会議と国際協調
  ・パリ講和会議とヴェルサイユ体制
  ・国際連盟成立とワシントン会議
  ・ヴァイマル共和国とルール占領
  ・ロカルノ条約と不戦条約

 第2章 アメリカの繁栄と大戦後の西洋文化
  ・繁栄するアメリカの光と陰
  ・狂騒の一九二〇年代のパリ
  ・ホー=チ=ミンの独立運動
  ・植民地改革と差別意識

 第3章 世界恐慌とブロック経済
  ・世界恐慌とニューディール政策
  ・ブロック化する世界経済
  ・ヒトラーの台頭と日本の軍国化
  ・スターリンの独裁体制

 第4章 アジアの近代化と民族運動
  ・トルコ共和国の成立
  ・西アジアの近代化とパレスチナ問題
  ・ガンディーとインド独立
  ・東南アジアの民族運動


 〔プロット執筆・監修〕
  第1章 舘葉月(たてはづき。武蔵大学准教授)
  第2章 舘葉月(たてはづき。武蔵大学准教授)
  第3章 北村厚(きたむらあつし。神戸学院大学准教授)
  第4章 井坂理穂(いさかりほ。東京大学准教授)

 〔カバー・表紙〕近藤勝也(こんどうかつや。スタジオジブリ)
 〔まんが作画〕くろにゃこ
 〔シナリオ〕藤田毅()

2024年11月2日土曜日

【読了】角川まんが学習シリーズ『世界の歴史14 第一次世界大戦とアジアの動向』(2021年2月)

 羽田正(はねだまさし。東京大学名誉教授)氏の監修による角川まんが学習シリーズ『世界の歴史14 第一次世界大戦とアジアの動向●一九〇〇~一九一九年』(KADOKAWA、2021年2月◇223頁)を読みました。間もなく、冬期講習に向けた準備が本格化するので、その前に第二次世界大戦までは読み終えたいと思い、多少ペースを上げています。あと2冊読んだら小休止する予定。



羽田正(はねだまさし)監修
角川まんが学習シリーズ
『世界の歴史14 第一次世界大戦とアジアの動向●一九〇〇~一九一九年』
(KADOKAWA、2021年2月◇223頁)

 第1章 辛亥革命と孫文
  ・光緒新政と革命運動
  ・辛亥革命と中華民国建国
  ・袁世凱と孫文
  ・モンゴル・チベット・新疆の動き

 第2章 第一次世界大戦の始まり
  ・パリ万国博覧会とベルエポック
  ・第一次世界大戦の勃発
  ・新兵器の登場
  ・ドイツの無制限潜水艦作戦

 第3章 ロシア革命とレーニン
  ・血の日曜日事件と立憲君主制
  ・二月革命と十月革命
  ・初めての社会主義国家の誕生
  ・スターリンの台頭

 第4章 アメリカの参戦と大戦の終結
  ・総力戦と戦時下の人々
  ・戦争捕虜たちの生活
  ・アメリカ参戦
  ・第一次世界大戦の終結


 〔プロット執筆・監修〕
  第1章 小澤一郎(おざわいちろう。東洋文庫研究員)
  第2章 舘葉月(たてはづき。武蔵大学准教授)
  第3章 池本今日子(いけもときょうこ。大東文化大学准教授)
  第4章 舘葉月(たてはづき。武蔵大学准教授)

 〔カバー・表紙〕近藤勝也(こんどうかつや。スタジオジブリ)
 〔まんが作画〕四角のふち、とらこ。
 〔シナリオ〕藤田毅()

2024年10月29日火曜日

【読了】角川まんが学習シリーズ『世界の歴史13 帝国主義と抵抗する人々』(2021年2月)

 羽田正(はねだまさし。東京大学名誉教授)氏の監修による角川まんが学習シリーズ『世界の歴史13 帝国主義と抵抗する人々●一八九〇~一九一〇年』(KADOKAWA、2021年2月◇223頁)を読みました。このあたりになると、何やかやと個人的に学んできたところなので、断片的な知識がつながって、楽しく読み進めることができました。この中で、イスラム史だけまったく疎いのですが、1章だけならそれなりについていけました。東南アジアの独立について1章を割いているのは新鮮な印象でした。



羽田正(はねだまさし)監修
角川まんが学習シリーズ
『世界の歴史13 帝国主義と抵抗する人々●一八九〇~一九一〇年』
(KADOKAWA、2021年2月◇223頁)

 第1章 ヨーロッパの帝国主義
  ・イギリスの帝国主義
  ・植民地化されるアフリカ
  ・列強の植民地を巡る対立
  ・広がる社会主義運動

 第2章 西アジアのイスラーム改革運動
  ・アフガーニーのイスラーム改革運動
  ・エジプトのウラービー運動
  ・パン=イスラーム主義へ
  ・イランのタバコ=ボイコット運動

 第3章 列強の中国分割と日露戦争
  ・列強の租借地獲得競争
  ・戊戌の変法の挫折と義和団事件
  ・日露戦争
  ・日本の韓国併合

 第4章 東南アジア・インドの民族運動
  ・ホセ=リサールとフィリピン革命
  ・オランダのインドネシア支配
  ・ベンガル分割とインド国民会議
  ・ファン=ボイ=チャウとドンズー運動


 〔プロット執筆・監修〕
  第1章 小澤一郎(おざわいちろう。東洋文庫研究員)
      弓削尚子(ゆげなおこ。早稲田大学教授)
  第2章 小澤一郎(おざわいちろう。東洋文庫研究員)
  第3章 小澤一郎(おざわいちろう。東洋文庫研究員)
  第4章 岡田泰平(おかだたいへい。東京大学准教授)

 〔カバー・表紙〕近藤勝也(こんどうかつや。スタジオジブリ)
 〔まんが作画〕槻月沙江(きづきさえ)
 〔シナリオ〕藤田毅()


2024年10月20日日曜日

【読了】角川まんが学習シリーズ『世界の歴史12 ヨーロッパ再編とアメリカの台頭』(2021年2月)

    羽田正(はねだまさし。東京大学名誉教授)氏の監修による角川まんが学習シリーズ『世界の歴史12 ヨーロッパ再編とアメリカの台頭●一八六〇~一八九〇年』(KADOKAWA、2021年2月◇223頁)を読みました。近代史は個人的に興味があって、いろいろ学んできたからか、最期まで読み進めることができました。歴史を「横」に学ぶ試みは、さまざまな地域史が細切れに出てくるので、集中が途切れるもどかしさと隣合わせなのですが、イスラム史などふだん興味のない地域の歴史でも、知らないうちに少しずつ学ぶことできるのは大きなメリットだと思いました。



羽田正(はねだまさし)監修
角川まんが学習シリーズ
『世界の歴史12 ヨーロッパ再編とアメリカの台頭●一八六〇~一八九〇年』
(KADOKAWA、2021年2月◇223頁)

 第1章 膨張するアメリカと南北戦争
  ・先住民の追放
  ・ゴールドラッシュ
  ・南北戦争と奴隷解放宣言
  ・世界最大の工業国へ

 第2章 イタリアとドイツの統一
  ・イタリア統一運動と教皇の裏切り
  ・イタリア王国の成立
  ・鉄血宰相ビスマルク
  ・プロイセンによるドイツ統一

 第3章 三帝国、それぞれの近代化
  ・ロシアの南下政策と大改革
  ・多民族国家オーストリアの混乱
  ・オスマン帝国の苦悩とタンジマート
  ・バルカン半島と三帝国の思惑

 第4章 清の改革とアジアを揺るがす日本
  ・同治帝と西太后
  ・同治の中興と洋務運動
  ・清と日本、それぞれの近代化
  ・日本の朝鮮進出と日清戦争


 〔プロット執筆・監修〕
  第1章 矢口祐人(やぐちゆうじん。東京大学教授)
  第2章 大西克典(おおにしかつのり。川村学園女子大学准教授)
      弓削尚子(ゆげなおこ。早稲田大学教授)
  第3章 小澤一郎(おざわいちろう。東洋文庫研究員)
  第4章 豊岡康史(とよおかやすふみ。信州大学准教授)

 〔カバー・表紙〕近藤勝也(こんどうかつや。スタジオジブリ)
 〔まんが作画〕堤利一郎(つつみりいちろう)
 〔シナリオ〕藤井三打(ふじいさんだ)、堀慎二郎(ほりしんじろう)

2024年10月14日月曜日

【読了】角川まんが学習シリーズ『世界の歴史11 ヨーロッパの自由主義とアジアの動揺』(2021年2月)

   羽田正(はねだまさし。東京大学名誉教授)氏の監修による角川まんが学習シリーズ『世界の歴史11 ヨーロッパの自由主義とアジアの動揺●一八三〇~一八六〇年』(KADOKAWA、2021年2月◇223頁)を読みました。どの章も一度は何かで学んだことのある内容だったので、興味深く読み進めることができました。内容的には、高校で学ぶ世界史をやさしく読み解いた感じなので、どちらかといえば、大人が手軽に世界史を学び直すのに最適であるように感じました。ここから日本の幕末・明治維新に入りましたが、近現代史に10冊かけているのは珍しく、次を読むのが楽しみです。



羽田正(はねだまさし)監修
角川まんが学習シリーズ
『世界の歴史11 ヨーロッパの自由主義とアジアの動揺●一八三〇~一八六〇年』
(KADOKAWA、2021年2月◇223頁)

 第1章 ヨーロッパの進出に揺れる清
  ・三角貿易の拡大とアヘンの密輸
  ・アヘン戦争
  ・太平天国の反乱
  ・日本の開国と明治維新

 第2章 ウィーン体制と諸国民の春
  ・ウィーン体制下のヨーロッパ
  ・ブルジョワジーの台頭と労働者
  ・二月革命と「諸国民の春」
  ・ナポレオン三世の第二帝政

 第3章 科学の発展が変える社会
  ・プロイセンの教育改革
  ・自然科学の発展
  ・ダーウィンと『種の起源』
  ・人文学・社会科学の成立

 第4章 インド大反乱
  ・イギリスによるインド植民地化
  ・インド大反乱とムガル帝国の滅亡
  ・インド国民会議の誕生
  ・東南アジアへ進出するヨーロッパ


 〔プロット執筆・監修〕
  第1章 豊岡康史(とよおかやすふみ。信州大学准教授)
  第2章 弓削尚子(ゆげなおこ。早稲田大学教授)
  第3章 岡本拓司(おかもとたくじ。東京大学教授)
      ・藤井三打(ふじいさんだ)
  第4章 井坂理穂(いさかりほ。東京大学准教授)
      ・堀慎二郎(ほりしんじろう)

 〔カバー・表紙〕近藤勝也(こんどうかつや。スタジオジブリ)
 〔まんが作画〕さのかける
 〔シナリオ〕藤井三打、堀慎二郎