やさしい英語の本、通算26冊目、
Penguin Readers の Level1から2冊目、
アメリカの小説家
マーク・トウェイン(1835生 1910没)の
名作『トムソーヤの冒険』(1876)を読みました。
昨年9月18日のブログで、
Macmillan Readers の Beginner Level で、
読了したことを報告しておりますので、
リトールド版で2冊目の『トムソーヤ』ということになります。
Mark Twain,
The Adventures of Tom Sawyer
Retold by Jacqueline Kehl
(Penguin Readers Level 1)
(4,003語)
前回のは、8200語でまとめてありました。
今回は、その半分4003語でまとめてありますので、
より一層あっさりと、重要な場面のみ
次から次へと展開していく感じでした。
原作を読む醍醐味からは程遠いのでしょうが、
いきなり原作を読んで、
古典の面白さを了解しうることもまた少ないはずです。
リトールド版で物語のあらすじを知り、
より興味が出てきてから、
改めて原作に挑戦するのも、
読書の方法として「あり」だと思います。
『トムソーヤの冒険』の翻訳は、
手もとのを調べてみたら、5種類ありました。
柴田元幸 訳(新潮文庫、平成24年6月)
土屋京子 訳(光文社古典新訳文庫、平成24年6月)
飯島淳秀 訳(講談社青い鳥文庫、平成24年4月。旧版、平成元年7月)
大久保康雄 訳(新潮文庫、昭和28年10月。改版、平成23年10月)
石井桃子 訳(上下2巻。岩波少年文庫、平成13年10月。旧版、昭和27年7月)
その他にも、以下のようなものがあります。
(網羅していません。)
大久保博 訳(角川文庫、平成17年1月)※トウェイン完訳コレクション
柿沼孝子 訳(彩流社、平成8年1月)※マーク・トウェインコレクション6
渡辺南都子 訳(上下2巻。童心社 フォア文庫、平成2年9・11月。愛蔵版、平成16年2月)
岡江鈴江 訳(ポプラポケット文庫、平成17年10月。旧版〔ポプラ社文庫〕昭和54年12月)
吉田甲子太郎 訳(上下2巻。偕成社文庫、昭和50年11月)
大塚勇三 訳(福音館文庫、平成16年10月。旧版〔単行本〕、昭和50年10月)
個人的にしっくり来るものを探していたのですが、
最近の土屋京子さんの翻訳が、私にはとてもいい感じでした。
そういえば翻訳の方はずっと昔にしか読んでいないので、
改めて読んでみようと思います。
※計26冊 計215,619語。
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