マクミラン・リーダーズの
レベル3(1100語レベル)の7冊目として、
アメリカの小説家
メグ・キャボット(1967.2- )の
小説『プリンセス・ダイアリー』を読みました。
著者33歳の時(2000.10)に出版された作品です。
Meg Cabot
The Princess Diaries
〔Macmillan Readers Level 3〕
This retold version by Anne Collins for Macmillan Readers
This edition first published 2005
12,444語
出版(2000.10)とほぼ同時期に映画化され、
翌年(2001)8月にアメリカで公開されました。
日本でも2002年1月に
『プリティ・プリンセス』の邦題で映画が公開され、
翻訳もほぼ同時(2002.2)に出版されました。
金原瑞人・代田亜香子(翻訳)
『プリンセス・ダイアリー(1)』
(河出文庫、2006年6月)
※初出の単行本は河出書房新社、2002年2月。
アメリカの10代半ばの女の子が綴った日記という体裁で、
ある年の9月23日から10月19日まで、
主人公ミアが経験した一ヶ月ほどの出来事が描かれています。
アメリカのふつうの高校生だと思っていた主人公が、
実は外国のプリンセスだった!というありがちな、
でも実際にはなかなか描けない物語だと思います。
10代の女の子が描く風のくだけた文体なので、
翻訳だと却ってまどろっこしい感じもありましたが、
やさしい英語版では難なく読み進めることができました。
40男が読むには
感覚的についていけないところもあるのですが、
軽く明るい雰囲気は嫌いじゃありません。
気軽に読んで、気軽に楽しめば良い作品だと思います。
続編も執筆され、
2010年7月の完結までに10巻の本編と3巻の番外編が刊行され、
マクミラン・リーダーズのやさしい英語でも
4冊目まで読めるようなので、
少し時間をおいてまた1冊手に取りたいと思います。
※通算120冊目。計984,015語。
※Wikipediaの「メグ・キャボット」を参照。
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