ウィリアム・シェイクスピア(1564.4-1616.4)の
戯曲『から騒ぎ』を読みました。
著者34歳の時、
1598年後半から1599年初めにかけて執筆された作品です。
(文庫141頁参照)
河合祥一郎(かわいしょういちろう 1960.7- )氏
55歳の時に出版された翻訳で読みました。
シェイクスピア著
河合祥一郎 訳
『新訳 から騒ぎ』
(角川文庫、2015年7月)
※この翻訳による初演は、
2014年4月27-29日、Kawai Project vol.1 として
東京大学駒場キャンパス21Komcee 内MMホールにて行われた。
(上演時間2時間20分、休憩なし、5回公演)
⇒本書142頁参照。
2年ほど前(2014.5)に
オックスフォード・ブックワームズの
ステージ2(700語レベル)で読んで以来、
2度目の『から騒ぎ』でした。
角川文庫は活字が小さめなので、
一見難しそうなのですが、
実際に、
舞台で演じるところを想定しながら読んでいくと、
現代の日本語として違和感なく翻訳されていて、
ふつうに楽しみながら読み通すことができました。
小田島雄志(おだしまゆうし)訳、そして
松岡和子(まつおかかずこ)訳も購入してあったのですが、
私には河合訳のほうが、
なんの違和感もなく読み進めることができました。
軽めのお笑い劇として、
実際の舞台を観られたら一層楽しそうですが、
それはまだ、なかなか機会のないことのようです。
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