2018年11月16日金曜日

【193冊目】Brigit Viney, The History of the English Language(Oxford Bookworms Stage 4)

やさしい英語の本、通算193冊目は、
オックスフォード・ブックワームズの
レベル4(1,400語レベル)の7冊目として、

同シリーズで、
やさしい英語の本を何冊か書き下ろされている

ケンブリッジ在住
ブリジット・ヴァイニー
(Brigit Viney)氏による
入門書『英語の歴史』を読みました。

※巻末の著者紹介には、
 生年月日を記していないが、
 英語を25年以上教えてきたとあるので、
 本書の初版年(2008)から遡ると、
 1983年頃から英語を教えていたことがわかる。

 Google で検索をかけると、
 1969年12月31日生まれとするものも見つかるが、
 その場合、1983年=13歳から働き始めたことになるので、
 69年生まれとするのは誤りの可能性がある。

 今は生年不詳としておく。


Brigit Viney
The History of the English Language

〔Oxford Bookworms Level 4〕
(c) Oxford University Press 2008
First published 2008
16,753語

ぱっと見、難しそうでしたが、
英語の歴史について何も知らないまま、今後、
英語の本を読み進めていくわけにもいかないので、
読んでみることにしました。

実際にひもといてみると、
知識不足でやはり難しいところもありましたが、
渡部昇一氏の『講談 英語の歴史』と、
寺澤盾氏の『英語の歴史』をとなりに置いて、
なんとか最後まで読み進めることができました。


渡部昇一(わたなべしょういち)著
『講談 英語の歴史』
(PHP新書、2001年7月)


寺澤盾(てらさわじゅん)著
『英語の歴史 過去から未来への物語』
(中公新書、2008年10月)

当然のこととはいえ、英語は、
英国の歴史とともにあることを確認できたのが、
大きな収穫でした。

自分が想像していた以上に、かつては
単語の綴りも文法も統一されておらず、

今勉強している
標準的な「英語」に落ち着くまでには、
英国の歴史を背景とした紆余曲折があったことがわかりました。

綴りが統一されていなければ、
気軽に辞書を引くこともできません。

英語の歴史について
もう少し学んでみたくなったので、
大学生向けのやさしい概説書で良いものはないか、
探し始めました。

大学の教科書は高価なものが多いので、
一気に大量購入するわけにはいきませんが、
少し時間をかけながら、
わかりやすい1冊を見つけたいと思います。


※第193冊目。総計2,021,652語。



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