昨年12月、論文の草稿を推敲しようと Evernote を開いてみたところ、急なルール変更に気がつきました。今書きかけの原稿はそのまま使えるものの、有料化しない限り、新しいファイルを作ることが出来なくなってしまいました。長らく無料で使わせてもらって来たので、多少お支払いするのはやむを得ないかな、と一度は考えました。しかしまずまずの価格設定なのと、ここ数年、文書を読み込むまで時間が結構かかり、使い勝手が良いとは言えなくなっていたので、移行を前提に10年分の文書を8分の1ほどに整理することにしました。
メールやブログの草稿を Evernote で書いていたため、何を捨てるかの選択は迷いませんでした。しかし、クラウド上の文書を読み出して削除するのに意外と時間がかかり、大変な作業となりました。それで十分に軽くなるなら Evernote のまま有料化する選択肢もあったのですが、大幅に文書数を減らしても、相変わらず読み込みに時間がかかり、快適とはいいがたい状況だったので、仕方なくEvernote の継続使用を諦めることにしました。
すべてをWord文書に変換してデスクトップ上に保存したいと思ったのですが、 Evernote には直接 Word文書に変換する機能がついていなかったので、Evernote からいったんHTML文書に変換したあと、改めてWord文書へと変換することにしました。4月中に何とかすべてをWord文書に変換し、デスクトップ上に保存することができました。これからもう少し整理してから、Google Drive 上に保存し直そうと思います。
そんなこんなで、長らく論文執筆に使っていた Evernote の使用を止めたという報告でした。十年以上前からのメモ書きをたくさん読み返せたので、いろいろと新鮮な発見がありました。論文のアイデアを、今後はどうやって書き溜めていくべきなのか、大きな問題が残っているのですが、Evernote を使ってそれほど大きな成果を出せていたわけでもないので、いろいろな可能性を楽しみながら試行錯誤を続けていきます。
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