1月半ほどかけて、
『ローマ人の物語』の第10巻を読み終わりました。
塩野七生 著
『ローマ人の物語10 ユリウス・カエサル ルビコン以前[下]』
(新潮文庫、平成16年9月。初出は平成7年9月)
第五章 壮年前期 Virilitas (承前)
紀元前六〇年~前四九年一月(カエサル四十歳―五十歳)
ガリア戦役六年目(紀元前五三年)
ガリア戦役七年目(紀元前五二年)
ガリア戦役八年目(紀元前五一年)
ルビコン以前……
カエサルの評伝、
前半3冊を読み終えました。
カエサルについて、
ガリア戦役についてほとんど何も知らない身なので、
特に書くことがないのですが、
そうした初学者にとっても、
興味をもって全体を読み通すことができたことを
お伝えしておきます。
優れた叙述があってこそ、
歴史は人の心に息づくことができるものなので、
塩野氏の一連の成果に心から感謝です。
おかげさまで、
ローマの歴史が自分にとって、
徐々に身近なものに感じられるようになって来ました。
このペースだと、
『ローマ人の物語』だけでも
あと3年はかかりそうですが、
塩野氏の著述はぜひ、
四十代前半までには全部読んでおきたいなあ、
と思っております。
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