やさしい英語の本、通算46冊目、
Penguin Readers の Level 2 の5冊目は、
イギリスの小説家、
アーサー・コナン・ドイル(1859.5-1930.7)の、
ホームズの短編3本を収めた1冊を読みました。
Sir Arthur Conan Doyle
Three Short Stories of Sherlock Homes
Retold by John Escott
(Penguin Readers Level 2)
2005年刊(9,179語)
収録されているのは、
Sherlock Holmes and the Strange Mr Angel
『シャーロック・ホームズの冒険』所収の「花婿の正体」
Sherlock Holmes and the Important Exam Paper
『シャーロック・ホームズの生還』所収の短編「三人の学生」
Sherlock Holmes and the Dangerous Road
『シャーロック・ホームズの生還』所収「美しき自転車乗り」
の3編です。
手短ではありますが、よくまとめられていて、
推理小説のおもしろさを味わうことができました。
それぞれ、
日暮まさみち訳
『名探偵ホームズ 消えた花むこ』
(講談社青い鳥文庫、平成23年2月)所収「消えた花むこ」
『名探偵ホームズ 六つのナポレオン像』
(講談社青い鳥文庫、平成23年10月)所収「三人の大学生」
『名探偵ホームズ 三年後の生還』
(講談社青い鳥文庫、平成23年8月)所収「あやしい自転車乗り」
に対応しています。
大人向けの全訳として
日暮雅通訳
『シャーロック・ホームズの冒険』(光文社文庫、平成18年1月)
『シャーロック・ホームズの生還』(光文社文庫、平成18年10月)
も横において比べてみましたが、
青い鳥文庫版でもストーリーをはしょっているわけではなく、
より流れの良い、
わかりやすい現代語に変わっているだけなので、
まず手早く内容を理解したい方には、
青い鳥文庫版がお薦めです。
※46冊目。計380,863語
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