2015年7月13日月曜日

【読了】Tim Vicary, Space(OBW Stage3)

やさしい英語の本、通算109冊目は、

オックスフォード・ブックワームズの
ステージ3(1,000語レベル)の11冊目として、

イギリスの作家
ティム・ヴィカリー(1949-)が執筆した
自然科学の入門書『宇宙 Spaceを読みました。

著者64歳の時(2013)に出版された作品です。


Tim Vicary
Space

〔Oxford Bookworms Stage3〕
(c) Oxford University Press 2013
First published 2013
9,311語

書名に「宇宙」とありますが、宇宙全体というよりは、

太陽系(太陽/水星・金星/地球・月/火星
 /木星・土星/天王星・海王星/冥王星/彗星)

全般のわかりやすい概説になっていました。

2013年の著作ですので、
冥王星は準惑星として紹介されています。

小学校のころは、天体に興味があり、
天体望遠鏡を買ってもらって、

太陽の黒点や月の表面を観察した記憶がありますが、
その後さらにのめり込むことはなく、

中学入学を境にして、
天体からは遠ざかっていました。

久しぶりに読む私にも、
特にわかりにくいことはなく
楽しみながら読み終えることができました。

天体に少しでも興味があって
中学レベルの知識がある方なら、

多少辞書のお世話になればふつう読めると思います。

さすがに天体の専門用語は
辞書をひかないとわからないのですが、

どれも日本語ではよく知っているものばかりなので、
辞書をひいてもわからないものはほぼ皆無でした。

科学の概説だからか、
一つ一つの文章に曖昧なところがないのも好印象でした。


  ***

日本語で似たような入門書はないか調べてみると、
たくさんあり過ぎて収拾がつきませんでした。

まったく網羅していませんが、
素人目でみてわかりやすく、
画像中心で楽しめたのは、


宇宙科学研究倶楽部編
『137億年の宇宙の神秘』
(学研パブリッシング、2015年7月)

でした。観ているだけで楽しめますが、
内容は中学レベルをこえていました。

漢字にルビがふられていないので、
小中学生が読むには難しいかもしれません

大人が楽しむコンパクトな図鑑でしょうか。

いくつか手に取ってみると、

大人向けの入門書は、
まったくの初心者にとって難しいものが多かったです。

恐らく小中学生向けの図鑑を探せば
ほどよいものが見つかりそうですが、

図鑑もたくさん出ている上1冊1冊が高価なので、
今の時点でどれが良いのか判断できませんでした。


※通算109冊目。計871,665語。

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