2017年4月15日土曜日

【154冊目】H.E.Bates, The Darling Buds of May (PR Level 3)

やさしい英語の本、通算154冊目は、
ペンギン・リーダーズのレベル3(1200語レベルの)の18冊目として、

イギリスの作家
ハーバート・アーネスト・ベイツ
(Herbert Ernest Bates, 1905年5月16日-1974年1月29日)の

小説『五月のすてきな新芽たち
    The Darling Buds of May

を読みました。


H.E. Bates
The Darling Buds of May

Retold by Annette Keen
〔Penguin Readers Level 3〕
This edition first published by Pearson Education Ltd 2008
12,357語

本書は、ベイツが53歳の時(1958)に刊行されました

すぐにアメリカで映画化され、
1959年4月にMating Game 」という題名で公開されました。

本国イギリスでは、
刊行後30年過ぎてからテレビドラマ化され、
1991年4月から93年4月にかけて、20回にわけて、
原題のまま(The Darling Buds of May )で公開されました。

※Wikipediaの「The Darling Buds of May (novel) 」「Mating Game (film)」「The Darling Buds of May (TV series)」を参照。

まったく知らなかった小説ですが、
そんなに深刻でない、軽めの雰囲気で、
読んで心が暖かくなる、家族の愛情にあふれた楽しい作品でした。

日本人が読んでも十分楽しめる小説だと思うのですが、
映画もテレビドラマも、日本では公開されなかったからか、
翻訳は出ていません。

雰囲気としては
モンゴメリの『赤毛のアン』から、
深刻な要素(死や老い)を取り除いた感じでしょうか。

いずれ原著でも読んでみたい1冊になりました。

邦訳は短編集が何冊か出ているようなので、
調べてからブログにアップしたいと思います。


※第154冊目。総計1,425,083語。

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