与謝野晶子(よさのあきこ。1878-1942)氏による現代語訳『源氏物語』。11月は、
第26帖「常夏(とこなつ)」〈https://amzn.to/4au2BNK〉
第27帖「篝火(かがりび)」〈https://amzn.to/4s9LGGo〉
第28帖「野分(のわき)」〈https://amzn.to/4pakDIz〉
の3帖を読みました。玉鬘十帖のうち第5~7帖です。やっと半分をこえました(全58帖)。半ばに差し掛かって、ストーリー的にはさすがに無理して作り出している感じがして、物凄くおもしろいとはいえなくなって来ましたが、読み始めるとすぐに最後まで読み切れてしまうのは、紫式部の筆力ゆえでしょう。後半にかけて恐らくどこかで魅力を増すのではないかと思いながら、先へと進みます。
与謝野『源氏』は、全帖「青空文庫」で読めます。青空文庫版の底本は『全訳源氏物語 中巻』(角川文庫、1971年11月、改版初版発行)の第39版(1994年6月発行)が用いられています。もともとは上田英代(うえだひでよ)氏が、古典総合研究所のHP上(http://www.genji.co.jp)に入力公開されていたものを、青空文庫形式に編集しなおしてあります。
校正には第44版(2002年1月発行)が使用されました。
第26帖「常夏」は、
砂場清隆氏が校正を担当し、
2003年8月に青空文庫ファイルを作成。
第27帖「篝火」は、
kompass氏が校正を担当し、
2003年7月に青空文庫ファイルを作成。
第28帖「野分」は、
伊藤時也氏が校正を担当し、
2003年5月に青空文庫ファイルを作成。
と、各巻末に明記されていました。
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