Penguin Readers Level2の4冊目、
アメリカ合衆国の作家
ジャック・ロンドン(1876.1-1916.11)の
小説『白い牙』を読みました。
30歳(1906)のときの作品です。
Jack London
White Fang
Retold by Brigit Viney
(Penguin Readers Level2)
2008年刊(7,746語)
年末にやさしい英語で、
ロンドンの代表作『野性の呼び声(The Call of the Wild)』
を読んだばかりでしたが、
同じ Penguin Readers の中に、
もう一つの代表作『白い牙(White Fang)』
があることを知り、読んでみることにしました。
邦訳は、どちらもまだ読んでいないので、
動物小説ならではの雰囲気がつかめるまで多少苦労しましたが、
はじめの数章の読みにくさを乗りこえると、
あとは楽しんで読み進めることができました。
前作とは正反対に、
終わりに向かうにつれ、
愛情に満ちた心豊かな明るい世界が描かれていくので、
どちらかといえば、
こちらの方が私の好みに合いそうです。
翻訳は、
白石佑光氏の新潮文庫本は、
若干固めですが勢いのある訳文なので、
いずれ時間があるときにじっくり読みたいと思っています。
最新の深町眞理子氏の光文社古典新訳文庫本は、
あまり私と相性が良くなかったので、
まだ手に入れていませんが、
辻井栄滋氏の現代教養文庫本に期待しているところです。
すでに絶版なので、
古本で近々手に入れようと思っております。
※計40冊 計326,529語。
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