国民作家・
吉川英治
(明治25年〔1893〕8月-昭和37年〔1962〕9月)が、
42歳のときから4年かけて執筆した小説
『宮本武蔵』第2巻(新潮文庫)を読み終えました。
吉川英治 著『宮本武蔵(二)』
(新潮文庫、平成25年2月)
※全編の初出は
『朝日新聞』昭和10年(1935)8月23日から
昭和14年(1939)7月11日まで。
このあたりまでは、
前に途中で挫折したときにも読んでいたので、
ああそうだったと思い出しながら、
楽しんで読み終えることができました。
前回よりも、
吉川氏の文章の上手さが
染み入ってくるのも1冊目と同じでした。
ものすごく自然に、
とんでもなく上手い文章を書いていて、
これは真似できないな、としきりに感心しました。
今のところ、
剣術家、兵法家としての「宮本武蔵」に、
それほど興味があるわけではないのですが、
国民作家・吉川英治が描いた
「宮本武蔵」像には大いに興味があります。
月に1冊のペースで刊行されるようなので、
合わせてぜひ読了したいと思っております。
もうすぐ第3巻が出ることでしょうか。
※Wikipedia の「吉川英治」「宮本武蔵(小説)」「宮本武蔵」の各項目を参照。
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