Oxford Bookworms Stage1の6冊目、
フランスの作家
ガストン・ルルー(1868.5-1927.4)の
小説『オペラ座の怪人』を読みました。
41歳(1909)のときに発表された作品です。
Gaston Leroux
The Phantom of the Opera
Retold by Jennifer Bassett
(Oxford Bookworms Stage1)
2008年刊(6,230語)
本冊は、
原作をかなり大胆に書き換えているからか、
編者ジェニファー・バセットの名のみあげ、
原作者ガストン・ルルーの名は、
巻末でバセットの略歴を記す中にみえるだけでした。
確かに、
一昨年の11月にやさしい英語で読んだ、
Macmillan Readers の Beginner Lever
の版とも部分的に違っていましたが、
Oxford Bookworms のほうが、
筋を追いやすくわかりやすかったです。
原著の翻訳は、
日影丈吉 訳(ハヤカワ・ミステリ文庫、平成元年5月)
三輪秀彦 訳(創元推理文庫、昭和62年1月)
の3種があり、
このうち長島氏のを持っていますが、
わりと重厚な感じがして、まだ読んでいません。
やさしく書きなおした版として、
村松定史 訳
(集英社みらい文庫、平成23年12月
初出は集英社〔子どものための世界文学の森〕平成8年7月)
マクラン 文/岡部史 訳
(金の星社〔フォア文庫〕平成17年3月)
がありますが、大人が読むには簡単すぎるようです。
むしろ映画を観ようかな、
と思って Wikipedia で調べてみると、
1916年に初めて映画化されて以来、
テレビCMなどで記憶に残る
2004年版まで、すでに9回も映画化されているそうです。
どれでも良いので、
近々DVDを探して観てみようと思います。
※41冊目。計332,759語
※Wikipediaの「ガストン・ルルー」「オペラ座の怪人」を参照。
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