Oxford Bookworms の Stage2(700語レベル)の6冊目は、
イギリスの小説家
ラドヤード・キプリング(1865.12-1936.1)の
小説『ジャングル・ブック』を読みました。
キプリング28歳の時(1894)に第1部、
29歳の時(1895)に第2部が出版されました。
Rudyard Kipling
The Jungle Book
Retold by Ralph Mowat
(Oxford Bookworms Stage2)
This simplified edition (c)Oxford University Press 2008
First published in Oxford Bookworms 1997
6,510語
昨年の7月に、
ペンギン・リーダーズのレベル2(600語レベル 計8,298語)で読んで以来、
2冊目の『ジャングル・ブック』です。
ほぼ同じくらいの読みやすさで、
難なく読み通すことができました。
ジャングルに生きるオオカミ少年が、
人間社会のムラと対峙していく設定は、
今読むと、
現実のジャングルと
人々との関係ともまた違っていて、
あくまでイギリス人キプリングの眼から観たインド、
ジャングルを反映しているようで、
話の内容に多少の古さを感じました。
他にあまり類例のないお話なので、
キプリング独特のおもしろさがわかるまでに、
もう少し時間がかかるのかもしれません。
翻訳は、
金原瑞人訳
『ジャングル・ブックⅠ・Ⅱ』
(偕成社文庫、平成2年7月)
を読んでいるところです。
素敵な表紙ですが、
実際に読み進めてみると、
金原氏の他の翻訳と比べて、
多少堅さがあるようにも感じています。
この際、
他の翻訳も集めて、
読み比べてみようかなと思っています。
※通算73冊目。計585,103語。
※Wikipediaの「ラドヤード・キップリング」「ジャングル・ブック(小説)」の項目を参照。
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