2015年2月16日月曜日

【読了】Lewis Carroll, Through the Looking-Glass (OBW Stage3)

やさしい英語の本、通算97冊目!

オックスフォード・ブックワームズの
ステージ3(1,000語レベル)の8冊目として、

イギリスの作家
ルイス・キャロル(1832.1-1898.1)の
『鏡の国のアリス』を読みました。

前作『不思議の国のアリス』の続編で、
前作の出版(1865.11)から6年をへて、
著者39歳の時(1871.12)に出版された作品です。


Lewis Carroll
Through the Looking-Glass

Retold by Jennifer Bassett
〔Oxford Bookworms Stage3〕
This simplified edition (c) Oxford University Press 2008
First published in Oxford Bookworms 1995
10,605語


すでに『不思議の国のアリス』のほうは、

2013年1月に
ペンギン・リーダーズのレベル2(600語レベル)

2014年6月に
オックスフォード・ブックワームズのステージ2(700語レベル)で読み、

翻訳も芹生一(せりうはじめ)氏の偕成社文庫を読み終えていたので、
いずれ続編の『鏡の国のアリス』をと思っていました。


今回改めてアリスの世界に入り込んでみると、

チェスの試合という大きな枠組が与えられているからか、
前よりは多少見通しを立てやすいところがあって、

何年か成長したアリスとともに、
へんてこりんな世界を楽しむことができました。

読むものの知性に挑戦してくるような、
ルイス・キャロル独特の面白さが前よりわかってきたように思います。


ただ実のところ、
英文だけでは部分的に何を言おうとしているのかわからず、
隣りに翻訳を置きながらの通読となりました。

単語が難しいわけではないのですが、
へんてこりんな作品は、常識的な読みが通用しないところがあるので、

英文だけでは、
はて、何のことだろうと頭を悩ませることが所々ありました。


翻訳ははじめ芹生一(せりうはじめ)氏のを読んでいたのですが、


芹生一訳
『鏡の国のアリス』
(偕成社文庫、1980年11月)

今度はなぜか頭に入って来なかったので、
最新の河合祥一郎(かわいしょういちろう)氏のを買い直し、こちらを読んでいるところです。



河合祥一郎訳
『かがみの国のアリス』
(角川つばさ文庫、2010年8月)

もうすぐ読み終わるので、
そちらにまとめ直そうと思います。


※通算97冊目。計761,187語。

※Wikipediaの「ルイス・キャロル」「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」を参照。

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