オックスフォード・ブックワームズの
ステージ3(1,000語レベル)の7冊目として、
アメリカ合衆国の作家
エリック・シーガル(1937.6-2010.1)の
小説『ラブ・ストーリー』を読みました。
著者32歳の時(1970.2)に出版された作品です。
Erich Segal
Love Story
Retold by Rosemary Border
〔Oxford Bookworms Stage3〕
This simplified edition (c) Oxford University Press 2008
First published in Oxford Bookworms 1990
8,755語
翻訳とほぼ同時に読み進めていましたので、
ところどころ見慣れない表現もありましたが、
ほぼ滞りなく読み進むことができました。
アメリカで70年代に使われていた表現が、
原書からそのまま引かれているようなところもあるので、
映画も小説も知らずに読むと、
わかりにくく感じるかもしれません。
恋愛小説が好きなら外せない、
くりかえし読むに足る、よくできた作品だと思います。
翻訳は先日読み終えたばかりです。
エリック・シーガル著
板倉章(いたくらあきら)訳
『ラブ・ストーリー ある愛の詩』
(角川文庫、1972年5月。改版、2007年6月)
板倉氏のほかは翻訳が出ていないようですが、
今読んでも古さを感じない、
わかりやすい訳文に仕上がっていると思います。
古典ばかりでは面白味に欠けるので、
これはぜひ、原書でも読めるようになりたいなあ、
と思って最近購入しました。
原書のままだとまだ、
日本語を読むようには読めないので、
しばらくは洋書の棚にならべておいて、
いずれ読めるようになるぞ、と読書の励みにしております。
※通算96冊目。計750,582語。
※Wikipediaの「エリック・シーガル」を参照。
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