やさしい英語の本、通算157冊目は、
ペンギン・リーダーズのレベル3(1200語レベルの)の21冊目として、
イギリスの小説家
アーサー・コナン・ドイル
(Arthur Conan Doyle, 1859年5月-1930年7月)の短編小説
「シャーロック・ホームズとボスコム谷の謎
Sherlock Holmos and the Mystery of Boscombe Pool 」
を読みました。
ドイル32歳の時に、「ボスコム谷の謎 The Mystery of Boscombe Pool 」の原題で、月刊誌『ストランド・マガジン The Strand Magazine 』1891年10月号に掲載された後、最初の短編集『シャーロック・ホームズの冒険 The Adventures of Sherlock Holmes 』(1892年10月刊行)に収録された作品です。
Sir Arthur Conan Doyle
Sherlock Holmes and the Mystery of Boscombe Pool
Retold by J.Y.K.Kerr
〔Penguin Readers Level 3〕
This adaptaiton first published by Penguin Books Ltd 1991
New edition first published 1999
This edition first published 2008
8,714語
久しぶりのホームズ、
これは初めて読む作品でした。
中学生の頃から
度々思い出したように読んで来ていますが、
そこまでのめり込んでもいないので、
まだ読んでない作品がたくさん残っています。
やさしくしてありますが、
推理小説ならではの謎解きを楽しみながら、
読み進めることができました。
当たり前のように感じていますが、
一定以上のレベルを備えた推理小説を、
60も書き継いでいくのは並大抵の筆力ではないなと、
ふと思い立ちました。
変な読み間違いをしないように、
翻訳も近くに置いておきました。
ホームズの翻訳は、いろいろ手に取った上で、
今は日暮雅通(ひぐらしまさみち)氏の2種の翻訳を気に入り、
どちらかを紐解くことが多いです。
日暮まさみち訳
「ボスコム谷のなぞ」
『名探偵ホームズ消えた花むこ』
(講談社青い鳥文庫、2011年2月)所収。
日暮雅通(ひぐらしまさみち)訳
「ボスコム谷の謎」
『シャーロック・ホームズの冒険』
(光文社文庫〔新訳シャーロック・ホームズ全集〕2006年1月)所収。
「日暮雅通」の筆名のほうが大人向けの完訳で、
「まさみち」の筆名のほうが子供向けの編訳になっています。
ただし、
編訳版でも大きな省略が行われているわけではなく、
文章の構成も完訳版とほとんど変わりがないので、
読みやすさを重視される場合は、
「日暮まさみち」訳のほうをお薦めします。
※第157冊目。総計1,478,102語。
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