やさしい英語の本、通算170冊目は、
IBCパブリッシング・ラダーシリーズの
レベル2(1300語レベル)の8冊目として、
イギリスの作家
ルイス・キャロル(1832.1-1898.1)の
小説『不思議の国のアリス』を読みました。
著者33歳の時(1865年7月)に出版された作品です。
Lewis Carroll
Alice's Adventures in Wonderland
Retold by Anna Udagawa
〔Ladder Series Level 2〕
IBC Publishing,Inc. 2005年8月
25,960語
やさしい英語では、
2013年1月に、
ペンギン・リーダーズの
レベル2(600語レベル/7,693語)、
2014年6月に、
オックスフォード・ブックワームズの
ステージ2(700語レベル/6,315語)
で読んで以来、
3回目の『不思議の国のアリス』となりました。
***
前回より語数が3倍増だったこともありますが、
全体が英語による
冗談で埋め尽くされているので、
どこまで笑ってよいのか、
話のツボをつかむのに苦労しました。
わかりにくいところは、
河合祥一郎氏の角川文庫を横に置いて、
時折参照しながら納得して読み進めました。
河合祥一郎(かわいしょういちろう)訳
『不思議の国のアリス』
(角川文庫、2010年2月◇190頁)
翻訳は初めて読まれる場合、
読みやすさを重視した
河合訳の角川つばさ文庫のほうがお薦めです。
河合祥一郎(かわいしょういちろう)訳
『新訳 ふしぎの国のアリス』
(角川つばさ文庫、2010年3月◇217頁)
こういう徹底的にふざけた、
へんてこりんな世界観はあまり好きでないのですが、
再読するたびに何かしら新しい発見があって、
だんだん深みにはまって来ていることも確かです。
それなりに気になる作品にはなって来ました。
※第170冊目。総計1,676,833語。
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