『まんがで読む 古事記』第1巻に続いて第2巻を読みました。マンガでイメージから入ると、大まかなストーリーがまず頭に入ってくるので、これまで個別に知っていたお話がつながって、ああこんな流れだったのかと今更ながら感銘を受けました。
久松文雄著
『まんがで読む 古事記2』
(青林堂、2010年4月◇249頁)
『まんがで読む 古事記2』
(青林堂、2010年4月◇249頁)
第 十 章 稲羽の素兎(いなばのしろうさぎ)
第十一章 大穴牟遅神(おおなむじのかみ)の受難
第十二章 根之堅州国(ねのかたすくに)
第十三章 神語(かみがたり)
第十四章 海から来る神
第十五章 国譲り
第十六章 葦原中つ国(あしはらなかつくに)の平定
第十七章 天孫邇邇芸命(てんそんににぎのみこと)の天降り
第十八章 海幸(うみさち)と山幸(やまさち)
1点困ったのがたくさん出てくる神様の名前(漢字)! 文中で最初に出てくる時は、さすがにルビを振ってあるのですが、その後はほぼ漢字だけなので、慣れるまで何度も前のページに戻って読み方を確かめる必要がありました。途中から再読に備えて、読めない神様の名前に鉛筆でルビを振っていったら、しだいに馴染んで読めるようになって来ました。『古事記』にそれなりに興味のある方でなければ、この面倒くささには耐えられないかもしれません。内容的には小学生からで十分読めるだけに、総ルビでないのが惜しいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿