2025年5月18日日曜日

【読了】学研まんが『世界の歴史2 ギリシア文明とペルシア帝国の興亡』(1992年9月)

  kindle unlimited による漫画版世界史。早稲田大学教授(※1992年刊行当時)長澤和俊(ながさわかずとし。1928~2019)監修、ムロタニツネ象(まんが)『学研まんが 世界の歴史2 ギリシア文明とペルシア帝国の興亡』(学習研究社、1992年9月)を読みました。


長澤和俊監修)
ムロタニツネ象(案・構成・まんが)
『学研まんが 世界の歴史2 ギリシア文明とペルシア帝国の興亡』
(学習研究社、1992年9月)

 1 エーゲ文明おこる
 2 ギリシアの発展
 3 アッシリア帝国の嵐
 4 ペルシア大帝国
 5 東西対決ペルシア戦争
 6 アレクサンドロスの登場

の6章仕立て。漫画とともに文字の情報量もかなり多く、疎い分野だったので読み通せるか心配でしたが、電子版の恩恵か、一度に1、2章は難なく進んで数日で読み終えることができました。内容的には、最近のものよりよく練り込まれている印象。高校や予備校で学ぶ世界史の基本が、豊富な地図とともに学べるので、たいへん勉強になりました。中学生くらいまでにこのシリーズに出会っていたら良かったな。

 電子版の奥付には(学研教育出版、2015年3月 version1.0発行)とありました。Amazonの説明書きには、書籍版の「巻頭巻末資料は電子版では未掲載」ともありました。書籍版は数年前に購入済み。


2025年5月17日土曜日

【読了】学研まんが『日本の歴史2 大和の国ぐに 大和時代』(1982年1月)

  Kindle Unlimited で読む漫画版日本史。国学院大学名誉教授・文学博士(※1982年刊行当時)樋口清之(ひぐちきよゆき。1909~1997)監修、原島サブロー(まんが)『学研まんが 日本の歴史2 大和の国ぐに 大和時代』(学習研究社、1982年1月)を読みました。


樋口清之(監修)
原島サブロー(まんが)
『学研まんが 日本の歴史2 大和の国ぐに 大和時代』
(学習研究社、1982年1月)

 1 大和朝廷と国土の統一
 2 古墳文化
 3 蘇我と物部の争い
 4 聖徳太子の登場
 5 聖徳太子の政治
 6 大化の改新
 7 壬申の乱
 8 大宝律令ができる

の8章仕立て。漫画だけでなく文字の情報量がかなり多く、中学の歴史教科書よりはるかに詳しい。高校で習う日本史をやさしく一般向けに語り直した印象。よく練り込まれたわかりやすい講義を聴く感じで、たいへん参考になりました。

 電子版の奥付には(学研教育出版、2011年5月 version1.0発行)と、またAmazonの説明書きには書籍版の「巻頭巻末資料は電子版では未掲載」とありました。

2025年5月14日水曜日

【読了】角川まんが学習シリーズ『日本の歴史2 飛鳥朝廷と仏教』(2015年6月)

  山本博文(やまもとひろふみ。東京大学教授 ※2015年当時)氏の監修による角川まんが学習シリーズ『日本の歴史2 飛鳥朝廷と仏教 ●飛鳥~奈良時代』(KADOKAWA、2015年6月◇223頁)を読みました。偶然30年以上前の「学研まんが 日本の歴史」シリーズも一緒に読み始めることになったので、混乱しないか心配でしたが、おもむきがまるで違うので、どちらも興味深く読み進められています。最近の「角川まんが学習シーズ 日本の歴史」のほうが内容的にやさしく、多少物足りない印象もあるのですが、大きな流れをざっとつかむのにはこのほうが適しているのかもしれません。

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山本博文(やまもとひろふみ)監修
『日本の歴史2 飛鳥朝廷と仏教 ●飛鳥~奈良時代
(KADOKAWA、2015年6月◇223頁)

 第1章 仏教伝来と聖徳太子
  ・物部氏と蘇我氏の対立
  ・広がる仏教
  ・聖徳太子と新しい制度
  ・遣隋使 小野妹子

 第2章 大化の改新
  ・蘇我氏の繁栄
  ・中大兄皇子と中臣鎌足
  ・改新の詔
  ・白村江の戦い

 第3章 律令国家を目ざして
  ・壬申の乱
  ・律令国家のはじまり
  ・大宝律令
  ・平城京の完成

 第4章 奈良の都と大仏建立
  ・長屋王の変
  ・大仏の開眼
  ・遣唐使と鑑真
  ・称徳天皇と道鏡

2025年5月7日水曜日

【読了】学研まんが『日本の歴史1 日本のあけぼの 原始時代』(1982年1月)

  世界史と合わせて日本史の方も。

 国学院大学名誉教授・文学博士(※1982年刊行当時)樋口清之(ひぐちきよゆき。1909~1997)監修、伊東章夫(まんが)『学研まんが 日本の歴史1 日本のあけぼの 原始時代』(学習研究社、1992年7月)を読みました。


 1 縄文時代の発見
 2 縄文時代のくらし
 3 金属器といねが伝わる
 4 登呂の村見学
 5 弥生時代のくらし
 6 村から国へ
 7 邪馬台国と卑弥呼

の7章仕立て。こちらも漫画とともに文字の情報量がかなり多く、中学の歴史教科書よりはるかに詳しい。昔懐かしい樋口清之氏の監修だからか、説明が腑に落ちる内容で、わかりやすく感じました。3日ほどで楽々読み切ることができました。

 電子版の奥付には(学研教育出版、2011年5月 version1.0発行)とあり、Amazonの説明書きには書籍版の「巻頭巻末資料は電子版では未掲載」とありました。こちらは書籍版もすでに購入済なので、近々「巻頭巻末資料」にも目を通しておこうと思います。

2025年5月5日月曜日

【読了】学研まんが『世界の歴史1 古代文明のおこりとピラミッドにねむる王たち』(1992年7月)

 十年ほど前に古本屋で偶然1冊手にしてみると意外によく出来た内容だったので、いずれ読もうと少しずつ買い揃えていました。最近 kindle unlimited に全巻入ったのを知り、しばらくこちらの『学研まんが 日本の歴史』と『学研まんが 世界の歴史』を読み進めることにしました。

 まずは世界史の方から。早稲田大学教授(※1992年刊行当時)長澤和俊(ながさわかずとし。1928~2019)監修、ムロタニツネ象(まんが)『学研まんが 世界の歴史1 古代文明のおこりとピラミッドにねむる王たち』(学習研究社、1992年7月)を読みました。


 1 人類が出現する前
 2 人類の登場
 3 メソポタミア文明
 4 エジプト文明
 5 ユダヤ教の成立

の5章仕立て。漫画とともに文字の情報量もかなり多く、最近のものに比べて読みでがある印象でしたが、文字だけの概説書に比べれば十分読みやすく、週末だけで1冊読み終えていました。

 電子版の奥付には(学研教育出版、2015年3月 version1.0発行)とあり、Amazonの説明書きには書籍版の「巻頭巻末資料は電子版では未掲載」ともあったので、手持ちの書籍版を参照しようと思ったら、第1巻だけ未購入でした。手元に置いておきたいので、近々手に入れる予定。