11冊目を読み終えました。
塩野七生 著
『ローマ人の物語11 ユリウス・カエサル ルビコン以後[上]』
(新潮文庫、平成16年10月。初出は平成8年4月)
※第六章 壮年後期 Virilitas
紀元前四九年一月~前四四年三月
(カエサル五十歳―五十五歳)
ユリウス・カエサルの評伝の後半、
6冊中の4冊目に入りました。
主に、カエサル本人が『内乱記』に記した内容と重複し、
ルビコン川を渡ってから、
ポンペイウスとの戦いが決着するまでを描いています。
したり顔で記すようなことは何も知りません。
ただそんな私にとっても、
塩野氏の叙述はとてもわかりやすく、
先へ先へと読み進めることができました。
まだ2冊残っていますが、
確かにこれはすごい人物がいたものだと、
カエサルのファンになっている私がおりました。
巻末でクレオパトラが登場したところで、
数年前に観た、
エリザベス・テイラーの演じる
映画「クレオパトラ」の場面を思い出しました。
歴史的な背景をなにも知らなかったので、
DVDで、かなり退屈しながら観た記憶がありますが、
今ならまた違った感想になるのかな、
と思っております。
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