Oxford Bookworms の Stage2(700語レベル)の1冊目は、
カナダの小説家
ルーシー・モード・モンゴメリ(1874.11-1942.4)の
小説『赤毛のアン』を読みました。
モンゴメリが
30歳の時(1905.10)に完成し、
33歳の時(1908.6)に出版された作品です。
L.M.Montgomery
Anne of Green Gables
Retold by Clare West
(Oxford Bookworms Stage2)
This simplified edition (c)Oxford University Press 2008
First published in Oxford Bookworms1994
5,860語
ペンギン・アクティブ・リーディングのレベル2(600語レベル)で、
1年9ヶ月前(2012年6月)に読んで以来の『赤毛のアン』です。
語彙は多少増えているものの、
総語数はむしろ減っているので(7,856語→5,860語)、
難なく読み終えることができました。
明るく夢あふれるおしゃべりなアンの魅力を再認識しました。
そろそろ翻訳で再読をと思い、
いくつか手に取ってみましたが、
村岡花子氏に続いて個人でシリーズを完訳された、
掛川恭子(かけがわやすこ)氏の翻訳に落ち着きました。
文庫版が一番手に入りやすいですが、
もとはハードカバーの単行本で、
平成2年5月に出版されてます。
掛川恭子訳
『完訳 赤毛のアンシリーズ1 赤毛のアン』
(講談社、平成2年5月)
掛川訳は、この9年後に、
ソフトカバーの単行本でも再刊されています。
掛川恭子訳
『完訳クラシックス 赤毛のアン1 赤毛のアン』
(講談社、平成11年5月)
こちらは画像が手に入らなかったのですが、
シックな感じの美しい表装なので、
第2巻「アンの青春」の表紙を貼っておきます。
そして最初の単行本から15年をへて、
油彩の美しい風景画の表装で、
文庫本として再刊されています。
いちばん手に入れやすいのはこの版でしょう。
掛川恭子訳
『完訳クラシックス 赤毛のアン1 赤毛のアン』
(講談社文庫、平成17年4月)
いずれ「赤毛のアン・シリーズ」は、
原書でも読みたいと思っていますが、
久しぶりに翻訳で、
1冊ずつ読み直していこうと考えています。
※通算68冊目。計551,252語。
※Wikipediaの「L・M・モンゴメリ」「赤毛のアン」「アン・ブックス」を参照。
※奥田実紀(おくだみき)著『名作を生んだ作家の伝記シリーズ6「赤毛のアン」の島で ~L・M・モンゴメリ~』(文溪堂、平成20年3月)を参照。
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