2012年1月25日水曜日

【読了】與謝野晶子 『全訳 源氏物語 二』



紫式部 著/與謝野晶子 訳
『全訳 源氏物語 二 新装版』
(角川文庫、平成20年4月)

※「須磨(すま)」「明石(あかし)」
 「澪標(みおつくし)」「蓬生(よもぎう)」
 「関屋(せきや)」「絵合(えあわせ)」
 「松風(まつかぜ)」「薄雲(うすぐも)」
 「朝顔(あさがお)」「乙女(おとめ)」
 「玉鬘(たまかずら)」「初音(はつね)」
 「胡蝶(こちょう)」を13帖を収録。


第1巻から1月少々かけて、
第2巻を読み終わりました。

掲載のカバーは、
最近の映画の宣伝のためか、
興ざめなものに変わっていますが、

もともとは第1巻と同じような、
和装の、花をあしらった、落ちついた雰囲気の
センスの良いものでした。

映画が一段落したら、
またもとのカバーに戻していただきたいです。

左遷時代が終わったころからは、
まだそれほどあらすじが頭に入っていない所もあるので、
読みながら、ああ、そういえばこんな話もあったな、
と思い出しつつ、

與謝野氏の読みやすい訳文のおかげもあって、
楽しむことができました。

それにしても、
よくこれだけ複雑に入り組みながら、
読者を飽きさせない小説を書けたものだなあ、
と紫式部の筆力の高さにも感心します。

では早速、
第3巻へと進みましょう。

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