今年はじめの
やさしい英語の本、
MMRのシリーズ13冊目は、
『白鯨』(1851)で有名な
アメリカの作家 ハーマン・メルヴィル
(1819-8/1生 1891-9/28没)の遺作
『ビリー・バッド』(1924)を読みました。
Herman Merville
Billy Budd
Retold by Margaret Tarner
(Macnillan Readers Beginner Lever)
1999年刊(7,424語)
『白鯨』という小説の名は知っていましたが、
ハーマン・メルヴィルという作家の名は、
今回はじめて知りました。
『ビリー・バッド』という小説も
これまで知りませんでした。
18世紀末、
イギリス海軍の軍艦に強制徴募された
水兵 ビリー・バッドをめぐるお話しです。
ハッピー・エンドとは真逆の話で、
あまり好みの内容ではありませんが、
不思議な魅力のある、印象的な小説でした。
日本語訳は、
坂下昇 訳(岩波文庫、昭和51年1月)
留守晴夫 訳(圭書房、平成21年8月)
の2つが出ています。
変わった作家だな、という印象ですが、
何かしら読ませる力を持っているように感じました。
この機会に
ぜひ『白鯨』を読んでみよう、
と思いました。
※計13冊 105,195語。
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