【紹介】ドストエフスキー 『カラマーゾフの兄弟』(亀山郁夫 訳)
ドストエフスキー著、亀山郁夫 訳
『カラマーゾフの兄弟1~5』
(光文社古典新訳文庫、平成18年9・11月〈巻1・2〉、19年2・7月〈巻3、巻4・5〉)
今月は、更新が少なかったので、
以前読んで、感銘を受けた光文社古典新訳文庫から
『カラマーゾフの兄弟』を紹介します。
ブームの時期には少し遅れて、
前から気になっていた作品だったので、
読んでみました。
翻訳のおかげか、
それなりに引き込まれて、
最後まで読み通すことができました。
でもやはり、これを読んで、
ロシア文学のねちっこさは、
あまり好きになれないな、と思い、
他のドストエフスキーに
いろいろ手を出すことにはなりませんでした。
あくまで私の趣味の問題です。
ものすごい勢いのある小説であることは
よくわかりましたが、
内容については正直まだいろいろと謎が残りました。
また何となく、
読み返してみたくなっている自分もいますが、
大作ですので、
たぶんまだしばらく先のことになるでしょう。
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