やさしい英語の本、
MMRシリーズの16冊目は、
イギリスの小説家チャールズ・ディケンズの名作
『クリスマス・キャロル』を読みました。
Charles Dichens
A Christmas Carol
Retold by F.H.Cornish
(Macmillan Readers Elmentary Lever)
2005年刊(11,369語)
『クリスマス・キャロル』の名は、
ディケンズの名を知るより前に知っていましたが、
いずれ読もうと思いながら、
読む機会がないまま今に至りましたので、
今回が初『クリスマス・キャロル』となりました。
とても感動しました。
ディケンズはこれで3冊目ですが、
ようやくファンになりました。
もっと色々読んでみたいと思います。
児童書として扱われていますが、
年をとってなお、
孤独に生きる老人が、
過去・現在・未来に思いを巡らす、
という視点は、
むしろ人生の半ば以降に、
独特の味わいのある物語だと思いました。
生きなおしは、
いつからだって出来るんだ、
というメッセージも、
人生半分ほど生きてきた今だからこそ、
共感をもって受け取ることができました。
翻訳は、
文庫本に限ると、
次のものがすぐに手に入るようです。
村岡花子 訳(新潮文庫、新装版、平成23年12月。改版、昭和27年11月)
村山英太郎 訳(岩波少年文庫、改版、昭和42年12月)
中川敏 訳(集英社文庫、平成3年11月)
脇明子 訳(岩波少年文庫、平成13年12月)
こだまともこ訳(講談社青い鳥文庫、新装版、平成19年11月)
池央耿 訳(光文社古典新訳文庫、平成18年11月)
木村由利子 訳(集英社みらい文庫、平成23年11月)
教室には、
木村由利子さんの翻訳が置いてあります。
そういえば、今回はじめて、
MMR シリーズの Elementary レベルを読んでみました。
知らない単語が前より多く出てきましたが、
それなりに楽しみながら読めるレベルでしたので、
少しずつ一つ上のレベルにも手を出して行こうと思います。
※計16冊 計135,993語。
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