2012年9月26日水曜日

【読了】塩野七生 『ローマ人の物語12』


塩野七生著
『ローマ人の物語12 ユリウス・カエサル ルビコン以後[中]』
(新潮文庫、平成16年10月。単行本は新潮社、平成8年4月)

※第六章 壮年後期 Virilitas
 紀元前四九年一月~前四四年三月
 (カエサル五十歳 - 五十五歳)

6冊からなるユリウス・カエサル伝、
5冊目を読み終わりました。

夏期講習があったこともあって、
前のを読み終わってから、
3ヶ月かかってしまいました。

切れ切れの時間を使いながら、
少しずつ読み進めざるを得なかったのですが、

どこから読み始めても、
それなりに惹き込まれる叙述で、
塩野氏の筆力に、知力に感嘆しながら、
楽しみつつ、読み終えることが出来ました。

それにしても、
すごい男がいたものだと、
素直に思うことができました。

あと1冊残っていますが、
すでにカエサルが殺される所まで
行きついてしまいましたので、

カエサルの死に、
ローマ人がどう対処したのか、
興味深い6巻目となりそうです。

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