塩野七生著
『ローマ人の物語12 ユリウス・カエサル ルビコン以後[中]』
(新潮文庫、平成16年10月。単行本は新潮社、平成8年4月)
※第六章 壮年後期 Virilitas
紀元前四九年一月~前四四年三月
(カエサル五十歳 - 五十五歳)
6冊からなるユリウス・カエサル伝、
5冊目を読み終わりました。
夏期講習があったこともあって、
前のを読み終わってから、
3ヶ月かかってしまいました。
切れ切れの時間を使いながら、
少しずつ読み進めざるを得なかったのですが、
どこから読み始めても、
それなりに惹き込まれる叙述で、
塩野氏の筆力に、知力に感嘆しながら、
楽しみつつ、読み終えることが出来ました。
それにしても、
すごい男がいたものだと、
素直に思うことができました。
あと1冊残っていますが、
すでにカエサルが殺される所まで
行きついてしまいましたので、
カエサルの死に、
ローマ人がどう対処したのか、
興味深い6巻目となりそうです。
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