2013年11月21日木曜日

【読了】オールコット著〔掛川恭子訳〕『続・若草物語』(講談社文庫)

アメリカの女性作家
ルイーザ・メイ・オルコット(1832.11-1888.3)の
『続・若草物語 Good Wives(良い妻たち)』を読みました。

『若草物語 Little Women(小さな女性たち)』出版の7ヶ月後(1869.5→1868.10)、
オルコット36歳の時に出版された作品です。

続・若草物語 (講談社文庫)

ルイーザ・メイ・オールコット著
掛川恭子(かけがわやすこ)訳
『続 若草物語』
(講談社文庫、平成7年6月)

今年の2月に正編を読み終わってから、
すぐに続編にとりかかるつもりだったのですが、
さすがに少し飽きが来て、しばらくお休みしていました。

前の印象が薄れて再び読み始めたら、
大体ひと月くらいで読み終わりました。


四人姉妹それぞれがそれぞれに成長し、
恋愛し、結婚していくお話で、

哀しい別れも織り交ぜられて、
個人的には前作以上に興味深く読み進めることができました。


ここまで来ると、
ぜひ第3・4編も読んでおきたいと思うのですが、

惜しむらくは、
掛川恭子氏の訳は続編までしか出ていないので、
他の訳者のを選ばなければなりません。


訳が多少堅めですが、
全4編を完訳されている吉田勝江訳(角川文庫)と、

冗長な部分を少し切りつめているようですが、
読みやすさを重視した講談社青い鳥文庫

 中山知子訳(第1編)
 谷口由美子訳(第2-4編)

この2つの選択肢になります。

急いでいないので両方読んでもいいかもしれません。

読了次第、また報告します。

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