ルイーザ・メイ・オルコット(1832.11-1888.3)の
『続・若草物語 Good Wives(良い妻たち)』を読みました。
『若草物語 Little Women(小さな女性たち)』出版の7ヶ月後(1869.5→1868.10)、
オルコット36歳の時に出版された作品です。
続・若草物語 (講談社文庫)
ルイーザ・メイ・オールコット著
掛川恭子(かけがわやすこ)訳
『続 若草物語』
(講談社文庫、平成7年6月)
今年の2月に正編を読み終わってから、
すぐに続編にとりかかるつもりだったのですが、
さすがに少し飽きが来て、しばらくお休みしていました。
前の印象が薄れて再び読み始めたら、
大体ひと月くらいで読み終わりました。
四人姉妹それぞれがそれぞれに成長し、
恋愛し、結婚していくお話で、
哀しい別れも織り交ぜられて、
個人的には前作以上に興味深く読み進めることができました。
ここまで来ると、
ぜひ第3・4編も読んでおきたいと思うのですが、
惜しむらくは、
掛川恭子氏の訳は続編までしか出ていないので、
他の訳者のを選ばなければなりません。
訳が多少堅めですが、
全4編を完訳されている吉田勝江訳(角川文庫)と、
冗長な部分を少し切りつめているようですが、
読みやすさを重視した講談社青い鳥文庫、
中山知子訳(第1編)
谷口由美子訳(第2-4編)
この2つの選択肢になります。
急いでいないので両方読んでもいいかもしれません。
読了次第、また報告します。
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