やさしい英語の本、通算70冊目、
Oxford Bookworms の Stage2(700語レベル)の3冊目は、
このシリーズの編集者の一人でもある
ジェニファー・バセット氏が執筆した
イングランドの劇作家
ウィリアム・シェイクスピア(1564.4-1616.4)の伝記を読みました。
Jennifer Bassett
William Shakespeare
(Oxford Bookworms Stage2)
This edition (c)Oxford University Press 2008
First published in Oxford Bookworms1993
9,135語
初学者向けの
シェイクスピアのやさしい伝記です。
少年時代から始めて、
結婚して、ロンドンに出て舞台役者になって、
しだいに劇作家として頭角を現すまでの過程、
その後の活躍の様子から、
ペストの影響、子供の死、
自らの衰えを自覚し、引退して死ぬまでの過程が、
コンパクトに手際よくまとめられていました。
シェイクスピアについて何も知らない
40代の日本の大人が読んでちょうどよい内容でした。
シェイクスピアは、
作家である前に役者だったんだな、
という当たり前の事実を確認でき、
彼の作品をいろいろ読んでみたいと思うようになりました。
ところどころ
シェイクスピアの著作からの引用があって、
400年も前の英文はわからんな、と思っていたところ、
巻末に現代のやさしい英語へ翻案してありました。
簡単な内容ですが、
日本ではまず見かけない視点から書かれているので、
お薦めです。
※通算70冊目。計556,042語。
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