2014年4月4日金曜日

【読了】William Shakespeare, Romeo and Juliet (OBW Stage2)

やさしい英語の本、通算69冊目、
Oxford Bookworms の Stage2(700語レベル)の2冊目は、

イングランド王国の劇作家
ウィリアム・シェイクスピア(1564.4-1616.4)の
戯曲『ロミオとジュリエット』を読みました。

シェイクスピア33歳の時(1597年)に出版された作品です。


William Shakespeare
Romeo and Juliet

Retold by Alistair McCallum
(Oxford Bookworms Stage2)
This simplified edition (c)Oxford University Press 2008
First published in Oxford Bookworms1999
6,306語

『ロミオとジュリエット』は、
まず翻訳でと思っていくつか手に入れていたのですが、

そちらを読了する前に、
やさしい英語で読むことになりました。

台本のかたちで、
大まかなあら筋をおさえつつ
ごく簡単にまとめられてあり、

楽しみながら数日で読み終えることができました。

題名はよく知っていましたが、
舞台はもとより、映画や漫画などでも全体をみる機会がなかったので、

簡単にあら筋がつかめたのは助かりました。

400年以上前に書かれた作品なので、
原書のままで楽しめるようになるのは難しいかもしれませんが、

翻訳も頼りにしつつ、
少しずつ原書に近づいて行きたいと思っています。


翻訳は網羅すれば相当数になるので、
ざっと目に入ったものだけ上げておきます。

いくつか手に取った上で
一番読みやすく感じたのは、
小田島雄志(おだしまゆうし)氏の翻訳でした。


小田嶋雄志訳
『シェイクスピア全集(10)ロミオとジュリエット』
(白水∪ブックス10、昭和58年1月)

まだ読み終えていないので、
この機会に読み通しておきたいと思っています。

その他気になっているものを上げておきます。

中野好夫訳
『ロミオとジュリエット』
(新潮文庫、昭和26年。改版、平成8年12月)

福田恆存訳
『シェイクスピア全集3 ロミオとジュリエット』
(新潮社、昭和39年6月)
 ※『新潮世界文学1 シェイクスピアⅠ』
  (新潮社、昭和43年2月)に再録。
 ※『世界の文学セレクション36 シェイクスピアⅡ』
  (中央公論社、平成6年8月)に再録。

平井正穂訳
『ロミオとジューリエット』
(岩波文庫、昭和63年2月)
 ※初出は『愛蔵版 世界文学全集4』集英社、昭和48年2月。

松岡和子訳
『シェイクスピア全集(2)ロミオとジュリエット』
(ちくま文庫、平成8年4月)

河合祥一郎訳
『新訳 ロミオとジュリエット』
(角川文庫、平成17年6月)

石ヶ守諭邦訳
『ロミオとジュリエット』
(文芸社、平成22年1月)

※通算69冊目。計546,907語。

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