オックスフォード・ブックワームズの
ステージ3(1,000語レベル)の1冊目は、
イギリスの小説家
イーディス・ネズビット(1858.8-1924.5)の
小説『鉄道きょうだい(若草の祈り)』を読みました。
著者48歳の時(1906)に出版された作品です。
Edith Nesbit
The Railway Children
Retold by John Escott 〔Oxford Bookworms Stage 3〕
This simplified edition (c) Oxford University Press 2008
First published in Oxford Bookworms1993
9,295語
昨年(2013)12月に、
ペンギン・リーダーズの
レベル2(600語レベル)で初めて読んでいるので、
やさしい英語で読む
2冊目の『鉄道きょうだい』でした。
中村妙子(なかむらたえこ)氏の翻訳も読了しているので、
一つ上の1000語レベルでしたが、難なく読み終えることができました。
ストーリーに馴染んできたからか、
姉弟妹を中心にくり広げられる心暖まるお話に、
楽しいひと時を過ごすことができました。
ぱっと見、平凡な感じなのですが、
子どもたちの心理描写が味わい深い、
ネズビットの名作のひとつだと思います。
これはぜひ、
将来原文でも読んでみたい1冊になりました。
中村妙子訳
『鉄道きょうだい』
(教文館、2011年12月)
中村妙子氏の翻訳で不満はありませんが、
かつて映画が公開された時に、
岡本浜江氏による翻訳も出ているので、
近々手に入れたいと思っています。
岡本浜江訳
『若草の祈り』
(角川文庫、1971年10月)
1970年に公開された映画も興味はありますが、
字幕つきでは出ていないようなので、
もう少し英語力がアップしてからのほうがよいでしょう。
※通算89冊目。計680,802語。
※Wikipediaの「イーディス・ネズビット」を参照。
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