Oxford Bookworms のStage2(700語レベル)の17冊目は、
英語学習者向けの
やさしい英語の本を書き下ろされている
アン・コリンズ氏による
第35代アメリカ合衆国大統領
ジョン・F・ケネディ(1917.5-1963.11)の評伝を読みました。
※著者アン・コリンズ氏について、
出身国、生年等、少し調べた範囲では不明でした。
わかり次第書き足していきます。
Anne Collins
John F. Kennedy
(Oxford Bookworms Stage2)
(c)Oxford University Press 2014
6,857語
J・F・ケネディは
名前こそよく知っているものの、
評伝を読む機会はこれまでありませんでした。
もう十数年早く生まれていれば、
ケネディの時代を肌で感じることもできたのですが、
私が生まれて、
政治的なものに少し興味が出てきたのは、
レーガン大統領の時代からのことです。
ケネディは、
暗殺されたアメリカ大統領として、
名前はよく知っていましたが、
具体的にどんな人なのかは
あまり勉強しないままでした。
そんな私にとっても、
興味を切らさずに最後まで読み通せる、
わかりやすい伝記でした。
とくに批判的になることもなく、
また持ち上げすぎることもなく、
1人の愛国者としてのケネディ像が
ほど良いバランスで描かれており、
もし日本語で書かれているなら、
中高生が読むのに調度良いレベルだと思いました。
この中で、わかいころ
『勇気ある人々 Profiles in Courage』という本を執筆し、
ピュリッツァー賞を受賞していたことに興味がわきました。
ジョン・F・ケネディ著
宮本喜一訳
『勇気ある人々』
(英治出版、平成20年1月)
調べてみると邦訳も出ているので、
手に入れてみようと思います。
またこの機会に、
日本語で書かれた評伝はないか探し、
土田宏(つちだひろし)氏による1冊を手に入れました。
土田宏著
『ケネディ ―「神話」と実像』
(中公新書、平成19年11月)
中高生というよりは大人向けの評伝ですが、
ケネディ研究は著者のライフワークのようで、
バランスのよいわかりやすい伝記だと思うので、
読んでみようと思います。
※通算84冊目。計645,519語。
※Wikipediaの「ジョン・F・ケネディ」を参照。
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