吉川英治『宮本武蔵(二)』
(講談社、吉川英治歴史時代文庫15、平成元年11月)
これが一番読みやすかったのですが、
『明治天皇』と『ローマ人の物語』を読み終わるまで、わざとゆっくり読み進めておりました。
宮本武蔵の伝記、
といってしまうと語弊があるでしょうが、
8冊読み終えて、
宮本武蔵と一心同体になって、
宮本武蔵ってすごい!
と思って、前向きに生きて行くことができるとしたら、
それ以上、何も求めるべきなのでしょうか。
叙述されてこその歴史です。
それならば、誰しもが読みやすく、
共感をもっていただける著作として、
宮本武蔵を書き上げたことの価値は
絶大なものがある、と思うのでした。
では第3冊目に入ります。
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