ドナルド・キーン著、角地幸男訳『明治天皇(二)』
(新潮文庫、平成19年3月。初出は平成13年10月)
ほぼひと月かけて、第2巻を読了しました。
5月の後半から、新しい仕事がはじまりましたが、
今のところ読書の時間は確保できております。
淡々とした冷めた筆致で、
つまらなくなったら止めてもいいのですが、
意外におもしろいのは、やはり明治天皇という
日本人にとって興味を抱かざるをえない人物であるからでしょう。
日本の学者であれば、
おそらく叙述の端々に何かしらチクリと
左よりのコメントを加えてしまうところ、
そうした愚を犯すことがないのは、さすがです。
第2巻も興味深く読み進めることができました。
次は第3巻に入ります。
0 件のコメント:
コメントを投稿